1枚の「万能メモ」に書き込むだけ 瞬時に「話す」「書く」技術

著者 :
  • すばる舎 (2011年1月20日発売)
2.70
  • (1)
  • (6)
  • (20)
  • (11)
  • (5)
本棚登録 : 169
感想 : 11

MBA時代の先生に「how to本は読むな」と言われていたのだが、久しぶりにhow to本を読んでしまった。しかもたった3時間くらいで。
僕が大好きな内田和成先生が推薦していたからだ。

「メモ」を中心に、ビジネスを潤滑に進めていく方法が書かれているのであるが、「メモ」をツールの一部として、顧客との交渉からプレゼンまで、いかに優位に進めていくかを語った本。5W2Hという一般的な機軸をいかにしてまとめていくか、交渉に活かすかということに、筆者の経験を交えて展開している。印象に残ったのは、あとがきに書いてあった徒然草のフレーズだ。

「よく習ひ得てさし出たらんこそ、いと心にくからめと常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし(よく練習してから人前に出ていくほうが奥ゆかしいというようだが、こういう人は一芸も習得することはできない)」

恥じることなく、どんどん人にアウトプットしていくのが重要のようだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2011年2月1日
読了日 : 2011年2月1日
本棚登録日 : 2011年1月31日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする