亡くなったのはいつだったか、ついこないだのような気もするが、多分1年はたっているのだろうな。
一度だけ講演会を聞いたことがあるので、読んでいると余計に切ない。
まぁ人間だれしもいつかは死ぬ運命だが。
晩年の児玉氏しか私は知らないが、あの穏やかな知性と人格は「将来を期待されたスターではなかった」からこそ得られたものなんだろうと、この本を読んで思った。
職業作家ではないが、きっとこの人は本の神様に愛されていたんだろう。
そんなことを思いつつ、児玉氏を悼む。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2012年10月5日
- 読了日 : 2012年10月5日
- 本棚登録日 : 2012年7月17日
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