文章が軽妙なので、のっていきやすいというか、のせられるというか。5Uという薬を飲まなければ胃が逃げてしまうという表題作をはじめ、掲載されている作品はどれも面白く読めた。主人公たちの置かれている状況が不安定になるにつれ、何を信じればいいのかと自分自身の考えをさえ疑いたくなってしまう、発狂寸前の緊迫感がよい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
国内:SF
- 感想投稿日 : 2011年4月11日
- 読了日 : 2011年4月11日
- 本棚登録日 : 2011年4月11日
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