コーカサスの金色の雲 (現代のロシア文学 第 2期第10巻)

  • 群像社 (1995年6月1日発売)
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感想 : 10
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尊敬する米原万里さんの書評に惹かれて手に取った。
米原さんは号泣したと評しているが、私は号泣はしなかった。
いつも一緒であるはずの双子の兄弟の末路や誕生日を祝うとを知らない双子の兄弟を見ていると胸が痛んだ。
また、十歳程度の子供ながらに戦争の愚かさの心理をついている点が興味深い。戦争の愚かさとは本当に単純なことなのだの思う。
結末の二人がどこにいくかは分からないが、これ以上辛い目には遭わないで欲しいと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年5月29日
読了日 : 2014年5月29日
本棚登録日 : 2014年5月29日

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