世界一珍しくて世界一絶滅の危機に瀕している動物を見に行く旅行記。
軽快な表現力がおかしくてつい笑ってしまう文章の数々。率直に感じたことがこちらにも素直に伝わってくる。
すべての生き物は環境を構成する要素であり一種でも欠けると生態系のバランスが崩れてしまい、いずれは人類の生き残りに深くかかわっていくという人類中心主義での生物保護観点が私はあまり好きではないので、著者の感じ方や皮肉には好感がもてる。
絶滅が近い動物を保護するのは当然として、人類の人口増加を食い止めなくては本当の意味で保護にならないのではないかと感じる。
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- 感想投稿日 : 2015年1月18日
- 本棚登録日 : 2015年1月14日
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