平和のための戦争論: 集団的自衛権は何をもたらすのか? (ちくま新書 1111)

著者 :
  • 筑摩書房 (2015年2月4日発売)
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感想 : 14

具体例が豊富なのが◎。今は、憲法学者=安保法案反対、政権が言う国際政治学=安保法案賛成と誤解されかねない状況だが、こうした認識は必ずしも正しくないと気付かせてくれる良書。最終章の日本人は自らの手で先の大戦を総括できていないという読書に対する問題提起も非常に面白い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2015年8月5日
読了日 : 2015年8月5日
本棚登録日 : 2015年8月5日

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