タイトルに惹かれ読み始めたはいいものの、苦痛だった。
主人公がずっ〜〜〜〜〜〜〜〜と同じこと繰り返してわだかまり、物質的にも思考的にも前後左右どこにも動かないのが。
そんなのは現実だけで充分、といった気持ち。
著者はどんなシーンを見てもらいたくて、この作品を書いたんだろうか。
微動だにしない中年女性を見せたかったのだとしたら大成功。
再読はない。
印象深いセンテンス。
『なかには明らかに本人のミスなのに、平気で人のせいにする人間もたくさんいて(中略)きっと彼らは自分に降りかかった非難の原因を、全部他人のせいにするからストレスも溜まらないはずなのだ。』
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年5月2日
- 読了日 : 2016年5月2日
- 本棚登録日 : 2016年5月2日
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