走る悪党、蜂起する土民 (全集 日本の歴史 7)

著者 :
  • 小学館 (2008年6月26日発売)
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本棚登録 : 104
感想 : 10
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小学館のシリーズは講談社に比べ内容が子供向けなのだろうか。新視点というより落ち穂拾いの感あり。
それでも、寺社や日記を中心にした資料の精査は良かった。
体系的に何かを論じる書物ではなかったが、「見えないところに光を当てる」という側面は十分に感じされた。
体系的ではないが、時系列を追っているので、教科書レベルの通史としてならまあ読めなくもない。このどっちつかず感がちょっと違和感として残っているが。。
著者は足利義満天皇簒奪説にシンパシーを持っている。
まあこの説の真偽は確かめようがない以上、永遠のお楽しみといったところか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 中世史
感想投稿日 : 2009年6月14日
読了日 : 2009年6月14日
本棚登録日 : 2009年6月14日

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