思春期の子が待っている親のひと言 心が見えてくる魔法のコミュニケーション

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  • 総合法令出版 (2009年10月23日発売)
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我が子も思春期に入り、だんだん口ごたえが多くなり、親の言うことを聞かないこともたびたび。成長をうれしく思う反面、どう接したらいいんだろう、その方法が知りたくてこの本を読みました。

この本で学んだことは、

・子どもへの対応に関しての3つのルールがある。1.絶対に許されない行動に対しては、キッパリと止める 2.やめて欲しい行動に対しては、相手をしない 3.増やして欲しい行動に対してはほめる

・子どもを注意するときは、ポジティブな言葉で注意する。「勉強しないといい高校に入れないよ」じゃなく「勉強したらいい高校に入れるよ」

・ああして欲しい、こうなって欲しい、と思うのであれば、「ああしなさい」「こうしなさい」と言うよりも、まず親である自分がそう生きることが最も強力な教育である。

という点です。

思春期(反抗期)の子どもにどのような言葉をかけ、コミュニケーションをはかっていくのか、具体的方法が書かれている本です。
「やめて欲しい行動は無視する」という点はたいへん参考になりましたが、待つことができるか?、難しいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教育
感想投稿日 : 2011年12月17日
読了日 : 2011年12月17日
本棚登録日 : 2011年12月17日

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