この本は、ひとつひとつの物事をきっちり終わらせることで、すべてのことがうまくまわりだすということを著者の経験に基づき書いたものです。
私は、一日の終わりに、今日やるべきことは終わったような、終わらないような悶々とした感覚を持つことが多い気がします。
その感じを改め、どうしたらスッキリ感を味わえるのか、また、それによりどういう効果があるのか学びたくてこの本を読みました。
この本で学んだことは、
・自分の生活を徹底的に整理し、物事を終わらせる節目を意識的に細かく設定する。必ず、物事の目的と着地点を意識する。
・物事を1つ1つ上手に終わらせ、いつもスッキリした気分でいる。そうすれば人生も仕事も楽しくなる。終わらせなければ新しいことは始まらない。
・気づきが大切である。しかし、仕事も生活もゴチャゴチャしていて、見えるべきものが見えないから気づけない。
という点です。
私には日々の仕事や生活においてこの「終わらせる」という発想に乏しいことに本を読んでいて気づきました。
一方、著者には一日一日をしっかり区切り、今を精一杯生きている爽快さを感じます。
この本には終わらす人の習慣が39こ書かれています。
それらはとても参考になりました。
その習慣も真似して、一日ごと終わらせるということを実践したいと思います。
その時の気分を想像するとワクワクします。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
習慣
- 感想投稿日 : 2012年2月23日
- 読了日 : 2012年2月23日
- 本棚登録日 : 2012年2月23日
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