親…特に母親から子供への影響を考えると、“きちんとしないといけない”と思って行動するのが普通なのだと思っていた。当たり前、普通の基準を作ってあげられるのは、親だけだから。それも“母性”というのだと思う。でもそれが欠落している人も稀にいるのだろう。
なんだか、智も直子も彼らを救ってきた人たちも私は理解できないし、納得できない。泰子があれだけ疑問をもち悩むことになるなら、やはり与えた影響は間違ったものなんだと思う。
結局は本人が幸せならいいのかもしれないけど、違和感を感じ始めたら新たな不幸が始まってしまうのだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
池井戸潤
- 感想投稿日 : 2014年3月21日
- 読了日 : 2014年3月21日
- 本棚登録日 : 2014年3月15日
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