ツイン・ピークス ローラの日記 (扶桑社ミステリー リ 2-1)

  • 扶桑社 (1991年6月1日発売)
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本棚登録 : 173
感想 : 26
5

ツイン・ピークスの映画とTVは観たけれど、そういえば3つで1セットになってた
本のほうはまだ読んでなかったな、とふと思い出して読んでみました。
(実は浦沢直樹のMONSTERの3つセットがとても面白かったので、
そういえばツインピークスはどうかな?と思ったのでした。)

これを読むと映像で観て出来上がってたツイン・ピークスの世界観が
くるっとひっくり返ります。
ファンはこれ読まないでツインピークスを語ってはただ誤解で話してるようなものなので、
一読をお勧めします。

リンチ監督の娘さんの原作だけど、映像との関係抜きで面白い作品でした。
12歳の少女が日記を初めて書き出してから、性におどおどしつつ目覚め、
スクールクイーンとなり、コカイン中毒になり、町の半分ほどの男性たちと
乱交にふけるようになり、死に至るまでの日記。

結局誰が殺したのかは書かれてないんだけど、
わたしはレオだと思いました。
(映像ではローラの父親が真犯人じゃないかと思ったのですけどね)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 外国文学
感想投稿日 : 2010年5月23日
読了日 : 2010年5月23日
本棚登録日 : 2010年5月23日

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