少女の目線で語られる過疎の村の淡々とした日々。本を読んでいるのに無声映画を観ているような、映像が次々に目の前に現れ、でも音は無い、そんな世界を感じました。家族を愛しみ、故郷を想う、そんな当たり前の人の心が、胸を締め付ける素敵な小説です。元々はカンヌ映画祭でカメラドール賞を受賞した映画のノベルズ版。映画も観たくなりました。
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2006年9月18日
- 本棚登録日 : 2006年9月18日
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