漫画で読破!ということで、あっというまに読破できた。
自らを「天才」と称し、正義のためにと意地悪な金貸しのお婆さんとその妹を殺害したロージャ。完全犯罪をやりとげながらも、激しい苦悩に襲われるようになる、という話。
自分こそが正しい、と思い込むことこそが、あらゆる罪の根本なんだなって思った。
ラストの、人々がみな自分を正義とする世界の悲惨さに絶望した夢から目覚めて、傍らにいるソーニャの愛に気付き、再生への道を歩んでいくところが印象的だった。
悔い改めるってこういうことなんだなぁ。
きっと内容はかなり端折られてると思うんだけど、かなりの充実感。いつか原作とも読み比べてみたいな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2013年3月2日
- 読了日 : 2013年3月1日
- 本棚登録日 : 2013年3月1日
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