水車館に住まう当主は....と語られる冒頭で
おおかたの推理ができてしまうかなというミステリの王道といえるトリック。
まさか殺人手段のトリックのすべてまでは解き明かせませんでしたけれど
犯人とその周囲の人々との人間関係などは予想がついてしまいました。
それでも犯人は誰々で実はこうなんじゃないか...と
読み手にわかってしまうような展開とうのも案外楽しめるものですね。
全く分からず進んでいって最後に知る面白さや、予想がつかないどんでん返しに
してやられる面白さもあれば、読み手にも途中で解ける正解があるというのも
意外と嬉しかったりして、当たりのまま幕を閉じてくれると思わずにんまりです。^^
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年10月4日
- 読了日 : 2016年8月10日
- 本棚登録日 : 2016年9月6日
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