外見も考え方も周りとちがう少年ワタルの父親探しの旅。
父親という存在が見えないだけに空想の世界に入り込んでしまったんだろうな。
その上母親の死や自分自身の心身の成長に戸惑い、母を失う代わりに父親の存在を得る。
何かを失わないと欲しているものを得ることができないのか?
何もかも失っても欲しいものは手に入らないが、きちんと周りを見渡せば欲しいものは身近に転がっているということなのかもしれない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
お 荻原浩
- 感想投稿日 : 2014年8月24日
- 読了日 : 2014年8月24日
- 本棚登録日 : 2014年8月24日
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