ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

著者 :
  • ダイヤモンド社 (2013年10月31日発売)
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本棚登録 : 889
感想 : 110
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こんな人間らしい堀江貴文さんを初めて見ました。今までの堀江さんの著書は、あまりに簡潔で、伝えたいことが明確すぎて、正直読んでいてあまり楽しいという感じはありませんでした。しかし、この「ゼロ」という著書はまったく違います。とても人間らしく、ただのビジネス書というよりは、哲学的な本と言ってもいいかもしれません。きっと読んでいて、所々涙を流しそうになる所があるでしょう。

堀江さんは昔からこの本に書いてあることと同じことを言っていました。休む暇もなくただ我武者羅に働いていたと。ただそれだけだと。この本を読むと、その言葉の真意が理解できます。悩みや愚痴を言っている人は、ただの暇人なのでしょう。そんなことを言う暇もなく働けば、悩む暇や愚痴を言う暇もありません。とにかく働くこと、働くことが当たり前だと思っていて。楽して南の島でゆっくりしたいと願う日本人にこそ、読んでほしい一冊です。

この本を手に取ったならば、最後までこの本を読み、一番最後のページに書いてある、堀江貴文さんからのたった一言のメッセージに出会うことを願います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年11月11日
読了日 : 2013年11月11日
本棚登録日 : 2013年11月4日

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