週刊「モーニング」に掲載時に読んでいるんだけど、改めて読み通すと、次々ツボに嵌まる。
「この実験器具は繊細だから女性を扱うように使いなさい」「女性を扱ったことがないのでわかりません」
「しかし実際ウチの大学の物理学科の女性比率は5%なわけで」「だからよ。つまり理系女性だって、女の子に慣れてない」
ロボコンの紙飛行機連射機とかテンキ―入力のそろばん計算機とか実物見たいな~。掃除機で作ったホバークラフトも。
掛田氏の恋文「ニューラルネットワークによる非線形システムの同定に関する研究」に対する高科先生の質問は「ありうる問題点と将来の展望について論じてあるのは良いのですが、誤差の評価はどうなっていますか」
キューリー夫人が肉食系だったとか、素数大富豪のネタも凄く好き。2,581,121は素数って何ですぐ判るんだ。
仲間の宇宙物理学者と呑んでホテルの同室に泊まったことがあるんだけど、部屋に帰った後、彼はノートに方程式を書き始めたので吃驚した。ノートと鉛筆があれば宇宙を解き明かせると云ったのは南部先生だったかな。この漫画の高科先生を見て思い出した。
前2作は薬学部1年の長女と理系希望の高校1年の長男に大受け。単身赴任先から帰宅するときにこの巻を持って帰らなきゃ。
Tシャツについては、やっぱりshimadzuかな。前作にはキーエンスがあったから、やっぱり島津製作所がなきゃね。あとHARIOはコーヒー用ガラス器のメーカーと思ってたら、ビーカーとかの耐熱ガラスメーカーでもあったんだ。
蛇蔵さんの情報処理能力の高さは凄い。排水パイプと虫よけスプレーで作るバズーカ砲も試しているのは更に凄い。
このレビューを書いて気付いたんだけど、掛田氏って駆け出しって洒落かな?
- 感想投稿日 : 2016年2月28日
- 読了日 : 2016年2月28日
- 本棚登録日 : 2016年2月28日
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