子供向けの軽くて読みやすい作品。でも、ラノベのような薄っぺらい軽さではなく、しっかりとした文章で安心して読める。
一癖も二癖もある双子と、なんだかんだ言いながらも双子の面倒を見る主人公。双子の本当の両親が帰って来た時の話が読みたい。そして、父さんとお父さんを呼び分ける理由の話も。
何が面白かったと言って、話が脱線しているように見えて、すべてが繋がっているところだ。伏線もしっかりと回収されている。その無駄の無さに力量を感じる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本文学
- 感想投稿日 : 2017年9月10日
- 読了日 : 2017年9月7日
- 本棚登録日 : 2017年9月10日
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