多数派とする『ワケあり社員』とは、どんな人のことなのか。人を変えていこうと考える思いあがりのタイトルに、逆に興味を持って手に取った。世代間の意識のギャップをテーマにして目を通してみたが、相手を理解しようとするスタンス・社会の変化にあわせた対応を考える内容で安心した。しかし、この本のタイトルのような上から目線の意識を持つ上司・経営者がいるとすれば、そのことこそが問題だと思う。挑戦的なタイトルをつけつつ、現状との融合をはかろうとしていく小室氏の活躍をこれからも楽しみにしたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
会社・組織について考える
- 感想投稿日 : 2011年5月2日
- 読了日 : 2011年5月2日
- 本棚登録日 : 2011年5月2日
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