よしもとばなな、20年前にすごく『キッチン』が好きで、一時期全く読めなくなって、最近やっと読めるようになった。
この作品は最初の四分の一が主人公の状況や過去の説明で、こりゃだめだと思ったけれど、なんとか読み進め、中盤は恋人との動きや社会とのやり取りがあって面白く、最後は恋人の独白で、まあまあかな〜と。
ありそうで現実にはたぶんない設定や、第六感に近い能力、死や性と密着した話は昔と変わらず。
主人公が哲学的なことに次々気付くのも…
もっとゆったりとした長編が読みたいかな〜
説明でなく。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年7月25日
- 読了日 : 2013年7月25日
- 本棚登録日 : 2013年7月25日
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