新釈 走れメロス 他四篇 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2015年8月25日発売)
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本棚登録 : 510
感想 : 44
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「山月記」「藪の中」「走れメロス」「桜の森の満開の下」「百物語」と古典文学を森見登美彦が得意とする、京都の大学生のお話に置き換えた作品。
私は走れメロスしか読んだことがないが、ところどころだけ帳尻を合わせてあとは自由に、コミカルに書いているようだ。
作者の得意とするところのようで大変面白かった。
なかでも「桜の森の満開の下」の侘しさは原典も読みたくなるほど、日本的で美しかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文芸
感想投稿日 : 2017年11月5日
読了日 : 2017年11月5日
本棚登録日 : 2017年11月5日

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