「山月記」「藪の中」「走れメロス」「桜の森の満開の下」「百物語」と古典文学を森見登美彦が得意とする、京都の大学生のお話に置き換えた作品。
私は走れメロスしか読んだことがないが、ところどころだけ帳尻を合わせてあとは自由に、コミカルに書いているようだ。
作者の得意とするところのようで大変面白かった。
なかでも「桜の森の満開の下」の侘しさは原典も読みたくなるほど、日本的で美しかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文芸
- 感想投稿日 : 2017年11月5日
- 読了日 : 2017年11月5日
- 本棚登録日 : 2017年11月5日
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