自由論 (まんがで読破)

著者 :
  • イースト・プレス (2011年6月30日発売)
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感想 : 13
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友人からもらって、なんとなく読んでみた。最近、自分の考えを深めるために、哲学的なものの見方が必要と思っていたので、ちょうどよかった。

内容的には、漫画で、ストーリー性があり、ものすごくおもしろくわかりやすく「自由」について学ぶことができた。

そもそも自由とは何なのか?自分の自由が、他人の自由に害を与える場合、その自由はどこまで認めていいものか、自由を守るためには我々は国として、個人として、何をすればよいか

など、たくさんのことを考えさせられた。

だが、今の日本は(というか、僕の周りは)かなり自由に何でもできる環境があり(他人によって準備されていて)、自分から何かしないといけないというように感じないことが多い気がする。
つまり、ある程度豊かすぎて、自分が何をすればよいかわからない状態になってると思う。


昔の、高度経済成長期だったら、大人も子供も、生活の発展のため頑張れたと思うが、現代はどうだろうか?

ある程度成熟したこの日本の中で、自由の先には何が私たちを待っているのか。よりよい日本になるため、何をすべきか、過去に学び、未来に活かしたいなと思わせてくれました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年1月13日
読了日 : 2013年1月13日
本棚登録日 : 2013年1月13日

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