論理的には正しいんだけど、
特に後半、「あ、この人の言ってることはなんか正しくないわ」と直感した。
いや、けれど、すべてを否定するわけではなくて、
僕はこの本によって、いくつもヒントをもらった。
そうか、書美は「文字でも造形でもなく、文字から何かを伝えようというその想い」なのかと感じた。
つまり文字を読んでいるのでもなく、形を見ているのでもなく、
見えないけれどそこにのっている気概をみてるんじゃないかと。
現代書は述部を追求しすぎ。
すべきは今の日常語で書くこと。つまり漢字かなまじり。しかも自分の言葉で。いやー言語感覚も磨かないと!井上有一が文字に戻った理由もわかる気がする。
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2010年10月23日
- 本棚登録日 : 2010年10月23日
みんなの感想をみる