ニッポンの風景をつくりなおせ―一次産業×デザイン=風景

著者 :
  • 羽鳥書店 (2010年7月9日発売)
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感想 : 58
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発想というのは経験の蓄積、そこからの見方、そして人の衝突が織りなす出来事であると思う。

問題意識を持つことが日常の視点に大きな転換をもたらすのは体感したところで、

その時々の見方さえあれば、自然と発明は生まれうるのかなと。

そういった意味では今現在自分は何を見、どこに問題点を置き立脚しているのか、その確認は怠ってはいけない。

と、同時に、課題や問題を外から投げ与えてもらえる環境に常にいたいということも感じる。

また、地域再生と言葉に違和感を抱くのは、

「ないもの」を探す視点が、その言葉に孕むからである。

必要なのは見方だ。転換だ。

視点の転換を大衆に働きかけることが出来れば、

驚くほど社会はうまく循環するんじゃないか。

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感想投稿日 : 2012年1月19日
本棚登録日 : 2012年1月19日

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