登山家とケルト美術の部分は
食い入るように観てしまった。
映画はつまるところ鑑賞者が、
自らの内部を「読む」ということだと思うの、
ここには感想というよりも、
とりわけ印象に残った箇所を
断片的に記すことにしたい。
おそらくそれはこれからしばらく持ち続け研究するテーマと
深い関係を持っているのだろう。
●
登山家は、これからに必要なのは、企業や政治を糾弾する態度ではなく、ひとりひとりの心の変革であると述べていた
ケルト神話は、東洋思想に近い、自らも自然の一部であるということを実感せしめるということ
アイルランドの代表的な歌手であるエンヤは歌うのは、「ケルトの魂」であり、それは人々の心の遠い記憶を呼び起こすものであるということ
●
改めて誓うのは、社会に必要とされることをするのではなく、魂の希求することをやっていくということ、それは自然に人類にも社会の循環に寄与できるものだと思う。
そして上記の3点を見ると、やはり関心としては詩や言葉、記憶に集約される気がする。果たして日本美術が表現してきたものは何なんか、そもそも「日本」とはどのような特性を持つのか。和辻の「風土」を読む必要性も実感する。
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2013年11月25日
- 本棚登録日 : 2013年11月25日
みんなの感想をみる