地球交響曲第一番 スペシャルエディション [DVD]

監督 : 龍村仁 
出演 : 野澤重雄  ラッセル・シュワイカート  ライホルト・メスナー  ダフニー・シェルドリック  木内みどり  榎木孝明  蟇目良  湯川れい子  龍村仁 
  • Jin Tatsumura Office
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感想 : 6
4

登山家とケルト美術の部分は
食い入るように観てしまった。
映画はつまるところ鑑賞者が、
自らの内部を「読む」ということだと思うの、
ここには感想というよりも、
とりわけ印象に残った箇所を
断片的に記すことにしたい。
おそらくそれはこれからしばらく持ち続け研究するテーマと
深い関係を持っているのだろう。




登山家は、これからに必要なのは、企業や政治を糾弾する態度ではなく、ひとりひとりの心の変革であると述べていた

ケルト神話は、東洋思想に近い、自らも自然の一部であるということを実感せしめるということ

アイルランドの代表的な歌手であるエンヤは歌うのは、「ケルトの魂」であり、それは人々の心の遠い記憶を呼び起こすものであるということ



改めて誓うのは、社会に必要とされることをするのではなく、魂の希求することをやっていくということ、それは自然に人類にも社会の循環に寄与できるものだと思う。

そして上記の3点を見ると、やはり関心としては詩や言葉、記憶に集約される気がする。果たして日本美術が表現してきたものは何なんか、そもそも「日本」とはどのような特性を持つのか。和辻の「風土」を読む必要性も実感する。

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感想投稿日 : 2013年11月25日
本棚登録日 : 2013年11月25日

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