レビュー by やおさん
戦況が目まぐるしく変わり、しっかり読んでないと置いていかれるので、なかなか時間がかかります(笑)
でも面白いので引き込まれてつい読んでしまう。
上巻は解説にある通り、海人の成長物語。個人的には下巻がメインかと。政治色が強くなり、いろんな組織の理念・思想や思惑が絡みあう非常にカオティックな展開。
あと、登場人物がみんなしてカッコよくなる。白川、イリイチあたりは下巻の方が断然かっこいい。
『聖書はレトリックの宝庫』みたいなセリフが出てくるけど、この小説自体もレトリカルなフレーズ満載。
『統合はつねに差別の構造の再編強化』とか、ラストの死体屋の言葉とか、つい立ち止まって考えてしまう。
登録日 : 2010年08月20日 00:55:27


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