白石一文らしく、けっこうどろどろした話。 でも、読後は何か達観したような、人生を俯瞰できたような、ちょっと落ち着いて爽やかな気持ちになれる。 『無数の人たちひとりひとりの身体に自分と同じようなうじゃうじゃした人生がみっちり詰まっているかと思うと、ときどき何とも言えない気持ちになります』という台詞が大好き。 主人公は否定的に言ってるけど、人生を『うじゃうじゃ』と捉えるセンスはやはり仏教的、白石一文的。 登録日 : 2010年07月25日 20:37:47
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