井伏鱒二対談集 (新潮文庫 い 4-10)

著者 :
  • 新潮社 (1996年7月1日発売)
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感想 : 2
3

2009/8/22図書館で借りる
2009/8/24一通り読了

井伏鱒二の対談集です。ほのぼのとした対談がいいですね。

自然と文学(深沢七郎との対談):
呉、鎌刈り、恋ヶ浜、一宮

『黒い雨』その他(神保光太郎との対談):

文学・閑話休題(永井龍男との対談):
志賀さんの作品を翻訳したって味はわかりはしないしね。小林秀雄などの文章は翻訳できない。絶対できない。
鴎外はドストエフスキーの鰐をロシア語ではなくドイツ語で翻訳したのだろうが、鴎外にはその面白さがわかるのだろうな。滑稽というか、そういうものがね。別な響きがあるのじゃないかな、ロシア語では。同じ言葉でも、幽玄だったり、すごみがあったり、いろいろな表情を持っているのではないかな。それはわかりはしないが。チェホフにもあるのかもしれないな。

釣談義 浮世問答(開高健との対談):

文学青年窶れ(尾崎一雄との対談):

地理・歴史・文学(河合徹太郎との対談):


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感想投稿日 : 2009年2月8日
本棚登録日 : 2009年2月8日

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