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- / ISBN・EAN: 4988111246271
感想・レビュー・書評
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伊映画で原題は”Viaggio Sola”。
英語だと”A Five Star Life”。
たったの82分やけどヒロインの独特な人生観が凝縮された、とても特徴のある作品。
実在の五つ星ホテルが次々と登場し全体を通して贅沢な色合いになっているが、ヒロインが覆面調査員になる経緯の描写があればなおさら良かったという贅沢な感想(笑)。
職業柄ドキドキしながら観ていたけど、やっぱり勉強になる面も多かった。
登場するホテル達も本当に超一級もの。今回はストーリーよりもホテルを楽しんでいた気がする笑
一番のお気に入りはMoroccoのPalais Namaskar。
”Casablanca”(1942)を鑑賞してから気になる国の一つにランクインしていたMorocco。
宮殿に見立てた本館?と回廊が画面いっぱいに広がった瞬間、思わず目を見開いた。
めくるめくMarrakeshの街の小景やヒロインが屋上から物憂げに眺めていた夕日が今でも脳内再生されている。
あと、BerlinのHotel Adlon Kempinskiスタッフの接客(声掛け)が何だかトキめいてもーた笑
「ホテルには真の人生がない」って台詞が劇中にあったけど、あまり共感ができない。
だってヒロインは様々な人生が交錯するホテルで人と出会い自分を再発見するきっかけを掴めたんやから。 -
五つ星ホテルを泊まり歩く人生を描いた話。あまり、若い人や結末を追い求める人向きではないかもしれません。珍しいことですが、映画を観終わって外に出たところで見知らぬ人から結末について話しかけられました。
「私の人生、これでよかったのでしょうか?」という映画で、スペクタクルな結末や手に汗握る展開、ハッピーエンドな結末がなくても、一つ一つの積み重ねも、また、人生なのであります。
主人公がイタリア語、フランス語、英語を流暢に扱うのが楽しいですよ。 -
ヨーロッパの国々の五つ星ホテルが素敵。マルゲリータ・ブイも大人の魅力。
主人公は、健全で仕事があって自立していて経済的な苦労がなく、しかも中年としては美しく魅力的な女性なので、孤独を描いてはいるけど悲壮感はないかな。ファンタジー孤独って感じで重くなく見れて良かった。 -
★3.0
自分が納得しているならそれでいいけど、たまには見つめ直すことも必要だよね。
自由気ままもいいけれど、誰かとの繋がりを欲しているのも事実かなと思う。 -
面白かった
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仕事好きなホテル調査員。中年独身女性。これからどうすんの?と主婦である妹が迫る。いろいろと痛い。ホテルが豪華で目の保養になります。
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豪華なホテルの検査員の自分と、リアルの対比。女性向けだが世界の数々のホテルは素晴らしく、実生活での問題への解決に向けてアイテムの使い方など細やかな所が丁寧。地味だが良い作品でした