【あらすじ】彼は夢を実現し、わたしは夢に破れた。こんなにもみじめな再会があるかしら。
床にはいつくばって銀行のオフィスを掃除していたサラは、不意に聞こえてきた男性の声に凍りついた。この声は……ラウル! 間違いない。二人は5年前、海外のボランティア活動で知り合った。ラウルは帰国する際、永遠の約束を求めるサラに冷ややかに告げた。「ぼくの人生設計の中に、きみは存在しない」あれから彼は野望を次々と実現し、今や銀行のオーナーだという。一方、サラは清掃員となり、ぎりぎりの生活を送っていた。でも、どんなにみじめで逃げたくても、再会したからには言わなければ。ラウルとわたしには、4歳になるかわいい息子オリヴァーがいることを。
上手くいきそうでいかないあのじれったさ切なかった。
読書状況:いま読んでる
公開設定:公開
カテゴリ:
ハーレクイン
- 感想投稿日 : 2013年2月3日
- 本棚登録日 : 2013年2月2日
みんなの感想をみる