イノセント・ゲリラの祝祭 (下) (宝島社文庫 C か 1-8)

著者 :
  • 宝島社 (2010年1月8日発売)
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ドーソン10作目読了にして、やっと桜宮サーガの真の主人公が「エーアイ」そのものであることに気づいた( ´ ▽ ` )ノ。
田口白鳥だの、ジェネラル・ルージュだの、東城大学だの、すべてこのテーマを語るための道具にすぎないんだね( ´ ▽ ` )ノ。
官僚の私利私欲・エスタブリッシュメント・縄張り意識に大笑い( ´ ▽ ` )ノ。
エリートを突き詰めると、非人間的というか、むしろ蟻とか蜂とか昆虫っぽくなるのかね( ´ ▽ ` )ノ。

ドーソン作品を読んでると完全にエーアイ至上主義に染まってしまうけれど、こうまでワンテーマでゴリ押しされると、ちょっと危険な気もしてくるな(;`・_・´)ン-。
物事には必ずウラとオモテがあるもの。
本作にも西郷だの八神だの反対論者が描かれてはいるけれど、現実世界のエーアイ批判側の意見もちゃんと聞いておきたいものだ( ´ ▽ ` )ノ。

出てくるキャラクターほとんどが昔の知り合い同士、ってのもどうかね( ´ ▽ ` )ノ。
エリートの世界はこれほど狭いんだってことかね( ´ ▽ ` )ノ。
美形と変人ばっかりなのも相変わらず( ´ ▽ ` )ノ。

2016/01/26

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年1月26日
読了日 : 2016年1月26日
本棚登録日 : 2015年5月9日

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