Zisuka's Bookshelf»
ビジネス、学問、雑学、アート、小説などなるべく幅広く多種多様な本を読んで行きたいと考えていますが、主に「思考法」「問題解決系」「戦略」「ビジネス書」等に偏っています。そして、必ず読んだ本は批評・書評を行っていますので、なにかしら参考になれば幸いです。
レビュー by zisukaさん
著者は、服部氏である。東大卒—日産自動車—MIT−GSというキャリアで、
日本の中ではM&Aの草分け的存在でもあろう。実は本書、1999年の出版で
相当に古い。だが、友人のお勧めで読んでみた。
内容は、M&Aの歴史から始まり、当時の日本におけるM&Aの問題点、そして、
M&Aの本質である価値算定について説明した後で、具体的な手順や投資銀行の
役割について述べて終わっている。
結論から言うと“結構良い”と言える。
それは、あまりにも現在では当たり前になってしまい特に考えなかった事に関して
“なぜその数字を使うのか”を詳細に説明してくれている点にある。
これは、裏を返せば当時ではこのような考えがまだないに等しいということだ。
上記以外では、
1.どういう目的での評価か。それにより価値は変わる。
2.ストラクチャーの検討
3.あとがき
以上の3点である。
あとがきはタイトルとはかけ離れた内容であるが、面白い内容だ。
しかし10年経った今の日本、全く改善されてないと思うと先が思いやられる。
古い本ではあるが、読む価値はあるだろう。
以上
登録日 : 2009年12月07日 21:08:47


コメント
まだコメントはありません。