バットマンとか、スーパーマンとか、スパイダーマンとか、典型的なヒーローものって、あんまりにも、善悪が単純化されすぎて、好きじゃない ってイメージがあったんやけど、バットマンはなかなか社会面や人間の心理から善悪が複雑に絡んでいる点が面白い ということに、この映画を見てから思った。
クリスマスシーズンになると、TVでもこの映画がよく流れるせいか、3,4回見てるけど、いつ見てもなぜか見飽きない、うちの大のお気に入りの映画の一つ。
まず、キャストがいい っていうのはあるかもしれん。マイケル・キートンのバットマンは、落ち着いてて、セクシーで品のある紳士って感じでいいし、ミシェル・ファイファーのキャットウーマンは、やっぱハル・ベリーよか元祖って感じで、妖艶で冷たい感じがよく出てるし、ダニー・デビートのペンギンマンは、なんとコメディを捨てても、ぴったりくるキャスティング。
また、ストーリーもなかなか面白くて、今回のメインキャラクターの背景がそれぞれよく描かれている。そこが、またその人物像によい味を出している。
最後は、ちょっと切なく、ほろ苦くもあるような終わり方で、そこがまたなんともいえない。
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カテゴリ:
バットマン
- 感想投稿日 : 2007年2月28日
- 本棚登録日 : 2007年2月28日
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