「東の羽生、西の村山」と言われたほど強く、皆から愛されたが、若くして病に散った故・「村山聖」九段についての傑作ノンフィクション。病弱である彼を支えて、パンツを洗ったり髪を切ってやった師匠である森信雄七段と村山とのかけがえのない「師弟愛」の物語であり、ライバルであり互いにぶつかりあった村山達若手棋士達の「青春」の物語であり、将棋連盟に勤務し「将棋世界」の編集長であった著者大崎と森の「友情」の物語である。読後の余韻の大きさが凄く、涙腺が何度も弛んだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2016年11月6日
- 読了日 : 2011年1月23日
- 本棚登録日 : 2016年11月6日
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