今回はチーム・ロミジュリそれぞれの「恋」に焦点が当てられていて、ここといった漫才もなく少し物足りない印象だった。
夏祭りの舞台は歩の回想が曖昧なわりに周りは高評価で、実際どういう漫才だったのか安易に想像できないし、高原と森口の疑惑がメインエピソードかと思えば2人はあまり出てこないし、篠原のカミングアウト&皆の反応も中学生らしくないし、歩の恋の結末は、好きとすら言わせてもらえずなんだかもやもやするし、、各エピソードが弱かったのが原因かなとも思える。
それでも秋本の対応は大人で、蓮田のどんぐりころころな告白は可愛くて、読んでいて楽しかったのは今までどおりだった。
<内容>
うちな、ちょっと瀬田くんに相談したいことあって。あのな、恋についてなんやけど…。
憧れの美少女・メグに言われた歩は、「現実はそんなに甘くない」と思いながらも、内心ドキドキ。ついに、歩の“恋路”に進展があるのか!?
ボケの貴史とツッコミの歩―我らが「ロミジュリ」を中心に繰り広げられる、ちょっと切なくてかなり笑える青春ストーリー、待望のシリーズ第4弾。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ファンタジー以外
- 感想投稿日 : 2011年10月27日
- 読了日 : 2011年10月16日
- 本棚登録日 : 2011年10月27日
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