なかにし礼のおすすめランキング

プロフィール

1938年旧満州牡丹江市生まれ。立教大学文学部卒業。2000年『長崎ぶらぶら節』で直木賞を受賞。著書に『兄弟』『赤い月』『天皇と日本国憲法』『がんに生きる』『夜の歌』『わが人生に悔いなし』等。

「2020年 『作詩の技法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

なかにし礼のおすすめランキングのアイテム一覧

なかにし礼のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『長崎ぶらぶら節 (新潮文庫)』や『赤い月 (上) (新潮文庫)』や『赤い月 (下) (新潮文庫)』などなかにし礼の全132作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

長崎ぶらぶら節 (新潮文庫)

242
3.84
なかにし礼 2003年9月28日 本で見る

感想・レビュー

122回の直木賞。東野さんの「白夜行」をかなり引き離しての受賞作だったようです。 なかにし礼さんといえば、ヒット作連発の作詞家。北酒場、時には娼婦のように... もっと読む

赤い月 (上) (新潮文庫)

242
3.32
なかにし礼 2003年11月28日 本で見る

感想・レビュー

なかにし礼『赤い月 上』新潮文庫。 日本の関東軍が満州に傀儡国家を建国し、ソ連の裏切りにより満州国が崩壊する中、一人の女性が経験する過酷な物語。まだ... もっと読む

赤い月 (下) (新潮文庫)

194
3.36
なかにし礼 2003年11月28日 本で見る

感想・レビュー

なかにし礼『赤い月 下』新潮文庫。 一種の戦争小説だろう。主人公の波子を物語というよりも、氷室の物語という色合いが強いようにも感じた。生き延びるため、欲... もっと読む

長崎ぶらぶら節

172
3.51
なかにし礼 1999年11月25日 本で見る

感想・レビュー

筆者が亡くなったからこそ胸を打つ。永遠に語り継がれる歌そして創作への思い。 歌には作り手の思いと歌い手の思いがある。構成に継がれる歌もあれば、いつの... もっと読む

てるてる坊主の照子さん (下) (新潮文庫)

144
3.55
なかにし礼 2003年7月30日 本で見る

感想・レビュー

ノンフィクションというわけではないが、なかにし礼の身近な実際の家族を題材にした物語。 題材になったのは、なかにし礼の妻の家族である。その中でも、妻の母親、... もっと読む

戦場のニーナ

119
3.15
なかにし礼 2007年2月1日 本で見る

感想・レビュー

残留孤児のお話。 残留孤児のニュースは、小さいながらに見た記憶があったが最近見ないと思ってたが それは親類が見つかったとのことなのかな?? このお話が実話... もっと読む

長崎ぶらぶら節 (文春文庫)

117
3.69
なかにし礼 2002年10月10日 本で見る

感想・レビュー

やっと読み終わった。 長崎を愛した愛八。 歳をとってからの人生が主だったが、なんとなく気持ちの伝わってくる文章。芸者の世界が見えてきた。 もっと読む

兄弟

112
3.58
なかにし礼 1998年4月1日 本で見る

感想・レビュー

『血の歌』を読んでから、これを読む。 禮三の二人目の妻の百合子(石田ゆり)は、姪の美以子(森田童子)と、同い年であることがわかる(美以子は翌年の早生まれ... もっと読む

兄弟 (新潮文庫)

110
3.29
なかにし礼 2004年1月28日 本で見る

感想・レビュー

筆者のなかにし礼は1938年生まれ。戦争に行っていた、なかにしの兄となかにしの家族が小樽で再会するのが、1946年の11月のことだ。その後、兄は、小樽から... もっと読む

兄弟 (文春文庫)

100
3.48
なかにし礼 2001年3月9日 本で見る

感想・レビュー

なかにし礼の自伝。 この本を読む前に(赤い月)を映像で見た、 家族で満州に渡り酒造業で成功を収めたが敗戦と共に全てを失い父を亡くし兄は特攻隊とした従軍して... もっと読む

戦場のニーナ (講談社文庫)

95
3.17
なかにし礼 2010年1月15日 本で見る

感想・レビュー

ロシアに残留邦人がいたことは分かった。 でも、饒舌に語るところと、さらっと流していくところの割り振りとか、 面白みに欠ける感じになっちゃってる。 ... もっと読む

赤い月 (上)

89
3.42
なかにし礼 2001年5月22日 本で見る

感想・レビュー

満鉄の話してる際友達にドラマを勧められました。ならば原作読みたいと思い映像より先に原作読みました。戦前満州へ渡った日本人の富と対極して戦後の瀕死状態。もう... もっと読む

赤い月 (上) (文春文庫)

83
3.79
なかにし礼 2006年6月9日 本で見る

感想・レビュー

満州や戦時中の読み慣れない文字が並んでいたけれど、情景が浮かびやすいので読みやすい。その時代の悲惨な光景は読んでいた辛いが、先が気になる本ではある。 もっと読む

血の歌

83
3.68
なかにし礼 2021年12月25日 本で見る

感想・レビュー

なかにし礼の亡くなった後に 机から出てきた遺作でした。 兄弟)とかぶる内容だが兄の娘が シンガーソングライターとして デビューする際は後押しした事 借金と... もっと読む

赤い月 (下) (文春文庫)

76
3.78
なかにし礼 2006年6月9日 本で見る

感想・レビュー

第二次世界対戦を側面から知るきっかけ。 もっと読む

赤い月 下

74
3.44
なかにし礼 2001年5月22日 本で見る

感想・レビュー

女性の強さ、賢さ、怖さ、執念深さというか、なんというか…。読み応えのある本だった。戦争って、戦時中も戦後も本当に悲惨で恐ろしいものだ。 もっと読む

生きる力 心でがんに克つ

74
3.43
なかにし礼 2012年12月1日 本で見る

感想・レビュー

生きる力は自分自身の中から汲み出すしかない。生きるということは、経験、知識、感性を統合してわたしという意識を作り続ける作業なのだろう。なかにし礼さんは、癌... もっと読む
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