なだいなだのおすすめランキング

プロフィール

なだいなだ:1929-2013年。東京生まれ。精神科医、作家。フランス留学後、東京武蔵野病院などを経て、国立療養所久里浜病院のアルコール依存治療専門病棟に勤務。1965年、『パパのおくりもの』で作家デビュー。著書に『TN君の伝記』『くるいきちがい考』『心の底をのぞいたら』『こころの底に見えたもの』『ふり返る勇気』などがある。

「2023年 『娘の学校』 で使われていた紹介文から引用しています。」

なだいなだのおすすめランキングのアイテム一覧

なだいなだのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『権威と権力――いうことをきかせる原理・きく原理 (岩波新書 青版 C-36)』や『民族という名の宗教: 人をまとめる原理・排除する原理 (岩波新書 新赤版 204)』や『心の底をのぞいたら (ちくま文庫 な 2-4)』などなだいなだの全242作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

権威と権力――いうことをきかせる原理・きく原理 (岩波新書 青版 C-36)

580
3.83
なだいなだ 1974年3月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

先生とA君の対話を通して、現在自分が感じている社会への不安が頭の中を駆け巡った。 国会の意義、新しい民主主義の形…。どうすれば子どもたちに出来る限り良い形... もっと読む

民族という名の宗教: 人をまとめる原理・排除する原理 (岩波新書 新赤版 204)

473
3.57
なだいなだ 1992年1月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

人間の歴史(猿人~古代国家~ローマ帝国~近代国家~明治維新、ユーゴスラビア、ユダヤ人)を振り返りながら、集団として人をまとめる原理について考察されている。... もっと読む

心の底をのぞいたら (ちくま文庫 な 2-4)

257
3.61
なだいなだ 1992年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

逃げる衝動を価値の低いものだとするのは、人間界にしかない価値、社会的価値といえる。 かっこよすぎ。 もっと読む

神、この人間的なもの: 宗教をめぐる精神科医の対話 (岩波新書 新赤版 806)

243
3.94
なだいなだ 2002年9月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

何十年ぶりかに再会した著者と友人の精神科医二人が、 若い頃にしていた「神は存在するか」という議論の続きを70才を超えた今再開したらどういう答えになるのか... もっと読む

くるいきちがい考 (ちくま文庫 な 2-2)

179
3.61
なだいなだ 1986年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

狂っているかいないか、キチガイなのか普通なのかを決めるのは、それぞれの価値観から逸脱した部分が大きければ狂っているキチガイと決めつけられてしまう。平均や標... もっと読む

TN君の伝記 (福音館文庫 ノンフィクション)

172
4.18
なだいなだ 2002年9月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1976年に刊行された伝記。『子どもの館』という雑誌に連帯されたそうだ。TN君は「東洋のルソー」とも呼ばれた著名な思想家のことだが、本書では本名は一切出て... もっと読む

人間、この非人間的なもの (ちくま文庫 な 2-1)

113
4.22
なだいなだ 1985年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

高校生の時に読めず(読んでもピンと来ず)、いまになってようやく読めた気がする。 2010年代末において、こういう文章が受けるような気はしないのだけど、で... もっと読む

こころの底に見えたもの

97
3.48
なだいなだ 2005年9月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

(古書にて入手) 精神分析の元祖フロイトを中心に心理学が生まれたころのこと、「心の底をのぞいたら」の続編。 もっと読む

こころの定点観測 (岩波新書 新赤版 718)

89
3.38
なだいなだ 2001年3月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

このときから20年以上が過ぎた。 20年前と今。変わらないものと変わったもの。 このときの観測や予測が正しいとかではなく、流れの中においてみること。そ... もっと読む

アルコール問答 (岩波新書 新赤版 548)

85
3.38
なだいなだ 1998年3月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中島らのエッセイに登場したのをきっかけに読みました。 もっと“とっつきにくい”かと思ってましたが、意外と面白く読みました。 ま、酒飲みながら読んだので... もっと読む

こころ医者講座 (ちくま文庫 な 2-13)

64
4.17
なだいなだ 2009年10月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

自分のここまでやつてきたこと、目指してやまないことがかうしてどこかでつながつた時、精神の魂の脈々と続く何か流れのやうなものを感じずにはゐられない。 医者... もっと読む

とりあえず今日を生き、明日もまた今日を生きよう: Carpe diem

57
3.09
なだいなだ 2013年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

高校の倫理の先生が卒業する時にくれた本。 線たくさん引かれてて、大切にしなきゃいけないと思ったら、著者の温めてる感性とか思いは汲み取って私もこの考えを大切... もっと読む

信じることと、疑うことと (ちくま文庫 な 2-10)

56
3.29
なだいなだ 1996年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 なだいなださんの評論集、主に1980年代90年代のことを書いている。とても古い評論であるが、現代の問題でもあり、古さを感じない。 もっと読む

おっちょこちょ医 (集英社文庫)

55
4.15
なだいなだ 1979年10月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

タイトルに引かれメルカリで初版の単行本を良好な状態で購入。なだいなださん、名前が気になってこの方の作品を読んでみたくて初めて読んだ。 前半はタイトル同様ユ... もっと読む

常識哲学: 最後のメッセージ (単行本)

54
3.77
なだいなだ 2014年5月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2021.6.13市立図書館 アルコール依存症の治療過程で著者が最後にたどりついた、もっともつたえたかった哲学。筑摩書房で本にするつもりで準備を始めるも... もっと読む

取り返しのつかないものを、取り返すために――大震災と井上ひさし (岩波ブックレット)

53
3.83
大江健三郎 2011年7月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

震災、原発、原爆、憲法、靖国…… 短いから読める内容だけど、短くても心に刺さる。知識人って何が問題なのかを誰にでもわかりやすく説明できる人のことなんだなと... もっと読む

娘の学校 (ちくま文庫 な-2-14)

50
3.40
なだいなだ 2023年9月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

単行本も中公文庫版も全集も長らく絶版で入手困難だったのが、ついに復刊!(ありがとうちくま文庫、さすがだちくま文庫)  底本は『なだいなだ全集 8巻』(筑摩... もっと読む

噴版悪魔の辞典

46
3.67
安野光雅 1986年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2020.8.23市立図書館 →2021.2.入手 SNSの「#推し凡」のお題であれこれ考えているうちに思い出した。持っているような気もするけれど、すぐに... もっと読む

教育問答 (中公新書 488)

42
3.56

感想・レビュー

この本の懸念する、「はじめやさしく、後で厳しく」といったことになっているような気がする現在。少なくとも自分は将来的に注意したいところです。 もっと読む
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