アゴタ・クリストフのおすすめランキング

プロフィール

1935年オーストリアとの国境に近い、ハンガリーの村に生まれる。1956年ハンガリー動乱の折、乳飲み子を抱いて夫と共に祖国を脱出、難民としてスイスに亡命する。スイスのヌーシャテル州(フランス語圏)に定住し、時計工場で働きながらフランス語を習得する。みずから持ち込んだ原稿がパリの大手出版社スイユで歓迎され、1986年『悪童日記』でデビュー。意外性のある独創的な傑作だと一躍脚光を浴び、40以上の言語に訳されて世界的大ベストセラーとなった。つづく『ふたりの証拠』『第三の嘘』で三部作を完結させる。作品は他に『昨日』、戯曲集『怪物』『伝染病』『どちらでもいい』など。2011年没。

アゴタ・クリストフのおすすめランキングのアイテム一覧

アゴタ・クリストフのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『悪童日記 (ハヤカワepi文庫 悪童日記 三部作)』や『ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫 悪童日記 三部作)』や『第三の嘘 (ハヤカワepi文庫 悪童日記 三部作)』などアゴタ・クリストフの全27作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
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悪童日記 (ハヤカワepi文庫 悪童日記 三部作)

7957
4.13
アゴタ・クリストフ 2001年5月23日 本で見る

感想・レビュー

だいぶ昔に読み、面白かったのだが消化不良であった本書を再読。果たして物語において双子は本当に「悪童」だったのか。 双子や母親、祖母との関係性を先の大戦に... もっと読む

ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫 悪童日記 三部作)

3292
3.88
アゴタ・クリストフ 2001年11月16日 本で見る

感想・レビュー

長い間、著者の『悪童日誌』に続編があると知らなかった。三部作であり、その続編が本書であると知り、手に取った。 双子の一人が辿るストーリーにフォーカスされ... もっと読む

第三の嘘 (ハヤカワepi文庫 悪童日記 三部作)

3048
3.80
アゴタ・クリストフ 2002年3月15日 本で見る

感想・レビュー

今、語っているのはいったい誰なのか? 虚構と現実が入り乱れ、文字列に振り回されるような読書体験が面白かった。 いってしまえばフィクションは本来すべて“嘘... もっと読む

悪童日記 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

1316
3.99
アゴタ・クリストフ 1991年1月9日 本で見る

感想・レビュー

第二次世界大戦末期、ヨーロッパ、国境沿いの田舎町に疎開した双子の少年「ぼくら」の、日記のように書きとめた作文、計六十余からなる物語。 簡素な文章だから... もっと読む

悪童日記

756
4.12
アゴタ・クリストフ 電子書籍 2014年1月15日 本で見る

感想・レビュー

戦争のために祖母のもとに疎開させられた双子の少年の日々を日記形式で綴る。数ページ分の小編のエピソードを時系列で連続して語る構成をとり、物語は戦時中から終戦... もっと読む

昨日 (ハヤカワepi文庫)

544
3.57
アゴタ・クリストフ 2006年5月9日 本で見る

感想・レビュー

貧しい家庭で育ったトビアスが、理想の女性リーヌを求めて人生をさ迷う話。トビアスは非常にぶっ飛んだことをしでかすのだが、『悪童日記』三部作のように事象が淡々... もっと読む

ふたりの証拠 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

500
3.85
アゴタ・クリストフ 1991年11月14日 本で見る

感想・レビュー

「悪童日記」の続編。ふたごの「ぼくら」の別離後、おばあちゃんの家に戻ったリュカ十五歳〜二十二、三歳の物語。 すっかりさびれてしまった町。一人きりになった... もっと読む

第三の嘘 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

444
3.72
アゴタ・クリストフ 1992年6月10日 本で見る

感想・レビュー

著者のアゴタクリストフは1935年、ハンガリー生まれ。1956年、ハンガリー動乱(反ソ連蜂起)が起こり、それに巻き込まれるかたちで、19歳のとき家族ととも... もっと読む

どちらでもいい (ハヤカワepi文庫)

423
3.25
アゴタ・クリストフ 2008年5月9日 本で見る

感想・レビュー

アゴタ・クリストフの小説は、「悪童日記」三部作だけだと、何故か思い込んでいたので、本書を見つけた時は嬉しかった。 三部作と異なり、本書は短編集。「悪童日記... もっと読む

文盲 アゴタ・クリストフ自伝

402
3.88
アゴタ・クリストフ 2006年2月17日 本で見る

感想・レビュー

亡命して「安全」が約束されることがすなわち「幸福」とは限らない。ハンガリーからスイスに亡命した仲間の中には禁固刑が待っているとわかりながら母国に戻った者も... もっと読む

文盲 アゴタ・クリストフ自伝 (白水Uブックス 195)

376
3.89
アゴタ・クリストフ 2014年9月22日 本で見る

感想・レビュー

筆者のアゴタ・クリストフはハンガリー出身の女性作家。「悪童日記」「ふたりの証拠」「第三の嘘」という有名な三部作を書いている。本書はアゴタ・クリストフの自伝... もっと読む

ふたりの証拠

236
4.14
アゴタ・クリストフ 電子書籍 2014年7月15日 本で見る

感想・レビュー

『悪童日記』の続編。 双子のひとりクラウスは国境を越えて隣国へ、一方のリュカは「魔女」と呼ばれた祖母の家に残った。 本書は後者、リュカの物語だ。 ... もっと読む

昨日 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

231
3.39
アゴタ・クリストフ 1995年11月29日 本で見る

感想・レビュー

詩的な文章、と単に言うだけでは言い足りない作者独特の言葉たち。 強い情念が込もっているような、何か恐ろしい感じもして、その実直である激しさに圧倒されてし... もっと読む

第三の嘘

215
4.06
アゴタ・クリストフ 電子書籍 2013年7月15日 本で見る

感想・レビュー

「悪童日記」「ふたりの証拠」「第三の嘘」の三部作。 「悪童日記」では子供の残酷さを、「ふたりの証拠」では若者のナイーブさを描き、「第三の嘘」では年齢を重... もっと読む

どちらでもいい

203
3.30
アゴタ・クリストフ 2006年9月8日 本で見る

感想・レビュー

「我が家」が良かったです。鬼束ちひろさんの「every home」という曲を彷彿としました。 もっと読む

怪物 アゴタ・クリストフ戯曲集

161
3.55
アゴタ・クリストフ 1994年7月7日 本で見る

感想・レビュー

[要旨] アゴタ・クリストフは『悪童日記』で衝撃的なデビューを飾る前に戯曲を書いていたが、このたび九篇の戯曲原稿を入手、本書はそのうち五篇を収録した日本... もっと読む

伝染病 アゴタ・クリストフ戯曲集

81
3.38
アゴタ・クリストフ 1995年6月6日 本で見る

感想・レビュー

<収録作品> 「鼠が通る」 Un Rat qui passe (1972) 「灰色の時刻、あるいは最後の客」 L'Heure grise ou le ... もっと読む
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