アンリ・トロワイヤのおすすめランキング

プロフィール

1911年モスクワ生まれのロシア系フランス人作家。1935年に処女小説『ほの明かり』を発表して以来、2007年に95歳で没するまで精力的に小説、伝記、エッセイ等を発表した。日本でも多数の作品が翻訳されている。主な著書に、『女帝エカテリーナ』(中公文庫、1985年)、『ドストエフスキー伝』(中公文庫、1988年)、『バルザック伝』(白水社、1999年)、『プーシキン伝』(2003年)、『ボードレール伝』(2003年)、『ヴェルレーヌ伝』(2006年)、『フロベール伝』(2006年、以上、水声社)等がある。

「2023年 『モーパッサン伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

アンリ・トロワイヤのおすすめランキングのアイテム一覧

アンリ・トロワイヤのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『仮面の商人 (小学館文庫)』や『大帝ピョートル (中公文庫)』や『ふらんす怪談 (河出文庫)』などアンリ・トロワイヤの全52作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

仮面の商人 (小学館文庫)

70
3.67
アンリ・トロワイヤ 2014年11月6日 本で見る

感想・レビュー

初読みの作家で前知識なく読んだが面白かった!なんとまぁ、どこまでも自分の都合よく立ち回る人々だこと。そんな登場人物たちを描写する作家のユーモアと皮肉が冴え... もっと読む

大帝ピョートル (中公文庫)

63
3.53
アンリ・トロワイヤ 1987年1月1日 本で見る

感想・レビュー

現代ロシアへと続く行動原理を確定した人物という評価に異論はない。しかし、その姿勢が残した非ヨーロッパ的な政治体制は、今に続く基本原理を内在させていたように... もっと読む

ふらんす怪談 (河出文庫)

62
3.23
アンリ・トロワイヤ 1987年10月1日 本で見る

感想・レビュー

革命を逃れてロシアからフランスへ移った伝記作家の 短編小説集、全7編、翻訳は澁澤龍彦。 怪談には、不条理かつ尻切れトンボで、 割り切れない不気味... もっと読む

イヴァン雷帝 (中公文庫)

57
3.93
アンリ・トロワイヤ 1987年1月1日 本で見る

感想・レビュー

現在のロシア=プーチンが、何を目指し何処へ向おうとしているのかは正直に言って謎です。あまりにも時代錯誤的な解答しか思い描けないので。しかし、その解答のひと... もっと読む

女帝エカテリーナ (上) (中公文庫 )

55
3.50
アンリ・トロワイヤ 2002年6月23日 本で見る

感想・レビュー

登録し忘れてた。上巻は何の権力もろくな後ろ盾も財産も持たない女の子の成長と立身出世の物語。 エカテリーナの人生のあらましを知っていても、次に何が起こるの... もっと読む

女帝エカテリーナ (上) (中公文庫)

48
3.27
アンリ・トロワイヤ 1985年1月1日 本で見る

感想・レビュー

上下2巻の一大叙事詩。ヨーロッパ諸国に比べて近代化の遅れたロシアに、他国生まれでしかもクーデターで夫=皇帝を追い落とした人物が絶対権力を保持して近代化を進... もっと読む

女帝エカテリーナ (下) (中公文庫 )

38
3.44
アンリ・トロワイヤ 2002年6月23日 本で見る

感想・レビュー

やはり面白いのは皇位について、安定を得るまでだった。ポチョムキンが出てからは読み進める気にあまりなれなくて、途中でやめてしまった。いつかまた読もうという気... もっと読む

アレクサンドル一世 (中公文庫)

35
3.17
アンリ・トロワイヤ 1988年1月1日 本で見る

感想・レビュー

「女帝エカテリーナ」から続けて読むのがお薦めです、長いけど(笑)あの祖母の行状を間近で見て成長し、父親のやった事を理解しながら皇帝という絶対権力者になった... もっと読む

ドストエフスキー伝 (中公文庫)

31
5.00
アンリ・トロワイヤ 1988年12月10日 本で見る

感想・レビュー

アンリ・トロワイヤの伝記の特徴は物語的な語り口にあります。 読み進めている内にいつの間にかドストエフスキーに感情移入してしまい、最晩年のドストエフス... もっと読む

女帝エカテリーナ (下) (中公文庫)

31
3.71
アンリ・トロワイヤ 1985年1月1日 本で見る

感想・レビュー

下巻はその晩年から死後、何が起こったかまで描かれていきます。彼女の時代、寵臣ポチョムキンの働きもあってクリミアはロシアの一部になります。現代ロシア=プーチ... もっと読む

大帝ピョートル (中公文庫BIBLIO)

23
4.33
アンリ・トロワイヤ 2002年10月23日 本で見る

感想・レビュー

未開のヨーロッパと言われたロシアを一代で欧州一等国まで引き上げたピョートル1世の物語。とにかく行動がめちゃくちゃで、国家というオモチャを与えられた子供が、... もっと読む

サトラップの息子

22
4.00
アンリ・トロワイヤ 2004年2月1日 本で見る

感想・レビュー

帝政ロシアの富裕層だった主人公一家が政変で国を捨て、亡命先のフランスで生活を始める。 富んだ者から困窮気味の平民へ一変してしまった生活に順応していく主人... もっと読む

イヴァン雷帝 (中公文庫 )

22
4.11
アンリ・トロワイヤ 2002年5月23日 本で見る

感想・レビュー

実に興味深い人物であった。 幼い頃の過酷な経験が、成人してからの彼の性格に暗く影を落とす。 こんなに過酷な少年時代を過ごした君主は、なかなかいないのでは... もっと読む

バルザック伝

20
3.67
アンリ・トロワイヤ 1999年11月22日 本で見る

感想・レビュー

<閲覧スタッフより> 伝記作家トロワイヤによるバルザック伝。 自由間接話法という臨場感のある手法でバルザックとその同時代をイキイキと感じさせる伝記です。 ... もっと読む

石、紙、鋏

18
3.17
アンリ・トロワイヤ 2004年2月1日 本で見る

感想・レビュー

953と もっと読む

女帝エカテリーナ 第4巻

13
3.50
池田理代子 1984年3月1日 本で見る

感想・レビュー

単行本: 178ページ 出版社: 中央公論社 (1984/03) もっと読む

クレモニエール事件

12
3.50
アンリ・トロワイヤ 2004年2月1日 本で見る

感想・レビュー

妻殺しの冤罪で入獄したフィリップ・クレモニエールが娘の訴えで再審され無罪を勝ち取った場面から始まる物語。 冤罪が晴れて明るい展開になるのかと思いきや、家... もっと読む

恐るべき女帝たち

10
1.00
アンリ・トロワイヤ 2002年4月25日 本で見る

感想・レビュー

ピョートル大帝からエカチェリーナ2世までの4人の女帝の治世を書いたものです。短い期間に現れた4人の女帝、その混乱と淫蕩と恐怖と…ネタ的にはすごく面白いと思... もっと読む
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