ウィリアム・フォークナーのおすすめランキング

プロフィール

1897年アメリカ生まれ。南部の架空の町を舞台にした作品を多く生み出す。著書に『八月の光』『響きと怒り』『アブサロム、アブサロム!』など多数。1950年ノーベル文学賞受賞。1962年没。

「2022年 『ポータブル・フォークナー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ウィリアム・フォークナーのおすすめランキングのアイテム一覧

ウィリアム・フォークナーのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『八月の光 (新潮文庫)』や『フォークナー短編集 a collection of short stories (新潮文庫)』や『サンクチュアリ (新潮文庫)』などウィリアム・フォークナーの全67作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

八月の光 (新潮文庫)

978
3.80

感想・レビュー

「あたしアラバマからやって来たんだわ。アラバマからずっと歩いて。ずいぶん遠くまできたのねえ」  お腹に赤ちゃんを抱えた、リーナ・グローヴがアラバマ州の実... もっと読む

フォークナー短編集 a collection of short stories (新潮文庫)

762
3.43

感想・レビュー

小川洋子さんのラジオで紹介された『エミリーに薔薇を』がミステリー的に読みたくて。南北戦争後の南部アメリカの退廃した生活や暴力や欺瞞が色々な場面を通し生々し... もっと読む

サンクチュアリ (新潮文庫)

615
3.37

感想・レビュー

新進気鋭が世に出る力と南部の破滅的なムードの融合 もっと読む

響きと怒り (上) (岩波文庫)

589
4.09

感想・レビュー

(上下巻まとめての感想です) アメリカ南部ヨクナパートファ州ジェファソンのコンプソン家は、かつては領地を持ち将軍と知事とを出した家柄だが、南北戦争を経て... もっと読む

アブサロム、アブサロム! (上) (岩波文庫)

518
4.14

感想・レビュー

まだ上巻の半ばだが、とても面白い。しかもなんで面白いのかよくわからない。訳文がいいのか。 ポー、ラブクラフトを連想する。あとシャーロック・ホームズの長編... もっと読む

八月の光 (光文社古典新訳文庫)

399
4.24

感想・レビュー

二年ほど間をあけての再読。話の展開が頭に入っているので、今回はじっくり読めた気がする。 狂信、夢想、因習、抑圧、怒り。故郷とはー、神話の崩壊、恥部の暴露。... もっと読む

響きと怒り (下) (岩波文庫)

366
4.08

感想・レビュー

第一章を読み終えることができるかどうかが、本書を読了することができるかどううかを決めるだろう。人間の意識の流れをリアルに文章化するという試みであり、これほ... もっと読む

アブサロム、アブサロム! (下) (岩波文庫)

330
4.35

感想・レビュー

最近になってラテンアメリカ文学や中上健次の面白さがわかるようになり、そこから遡ってゆくと、たどりつくのが実はこのフォークナーの「ヨクナパトーファ・サーガ」... もっと読む

響きと怒り (講談社文芸文庫)

318
3.81

感想・レビュー

 1929年発表、アメリカの小説家フォークナー著。アメリカ南部の町で、名門コンプソン家が没落していく。一部では障害者であるベンジャミン、二部ではハーバード... もっと読む

短編ミステリの二百年 (vol.1) (創元推理文庫)

316
3.42
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感想・レビュー

シリーズ第1巻。広義のミステリなので好みでないのもあるが歴史を振り返る意味で読む。既読以外ではリチャード・ハーディング・デイヴィス『霧の中』サマセット・モ... もっと読む

野生の棕櫚 (中公文庫)

277
3.94

感想・レビュー

 1976年の夏、ぼくはフォークナーを三冊、続けざまに読んでいる。『サンクチュアリ』(1931年作品)『八月の光』(1932年作品)『フォークナー短編集』... もっと読む

熊 他三編 (岩波文庫)

168
3.79

感想・レビュー

フォークナーによる、「熊」「むかしの人々」「熊狩」「朝の追跡」と森での狩猟をテーマにした短篇を収録。それぞれ人物に関連性があり、時間をおかずに通して読むと... もっと読む

アブサロム、アブサロム! (上) (講談社文芸文庫)

154
3.52

感想・レビュー

一文一文がとても長く、そして、回想が入り乱れるように撒き散らされる。読みにくい、と感じる方が圧倒的に多いかもしれないが、ミルフィーユみたいに重層的に積みあ... もっと読む

死の床に横たわりて (講談社文芸文庫)

148
3.75

感想・レビュー

フォークナーは語りに取り憑かれた作家なのだと思う。「響きと怒り」の翌年に書かれた本作は、総勢15人の59回に渡る内的独白が語りの渦となって、ある一家の愛と... もっと読む

響きと怒り

131
4.00

感想・レビュー

読んですぐ思ったのは「実家小説」だなということ。家庭の外では合理的に応対できる人間が、実家においては良くも悪くも割り当てられた役柄にはまり込み、それに沿っ... もっと読む

ポータブル・フォークナー

120
3.67

感想・レビュー

満を持して現れたポータブルフォークナー日本語版!長命だった作家のマルカム・ラウリーがアンソロジストとなって米国南部の架空の郡ヨクナパトーファの様々な物語を... もっと読む

アブサロム、アブサロム! (下) (講談社文芸文庫)

119
3.55

感想・レビュー

物語が4分の3を超えたあたりから、一気に加速しだす。 そして、本当に終盤、駆け抜けるような展開になった途端、文体がシンプルになる。 壮大なシンフォニーの、... もっと読む

20世紀アメリカ短篇選 (上) (岩波文庫)

118
3.38
アンソロジー 1999年3月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ある短編集が面白そうで、 図書館で予約ついでに、出てきたこちらも予約して借りたもの。 はじめ、「あれ、このお話知ってる…」と言うのが 三話目まで... もっと読む

土にまみれた旗

107
4.50

感想・レビュー

本作はフォークナー長編第三作であり、「ヨクナパトーファ・サーガ」の起点となる『サートリス』オリジナル版の初の邦訳にあたる。訳者あとがきによると、本来は19... もっと読む

エミリーに薔薇を (中公文庫)

98
3.33

感想・レビュー

久々のフォークナー。ヨクナパトーファ・サーガに連なる短編集なのだけど、ちょっともうキャラを忘れかけていたので、解説を参照しいしい思い出しながら読んだ。 ... もっと読む
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