カルロス・フエンテスのレビュー数ランキング

プロフィール

外交官の息子としてパナマに生まれた後、キト、モンテビデオ、リオ・デ・ジャネイロ、ワシントンDC、サンティアゴ(チリ)、ブエノス・アイレスなど、アメリカ大陸の諸都市を転々としながら幼少時代を過ごし、文学的素養とコスモポリタン的視点を培う。1952年にメキシコに落ち着いて以来、『オイ』、『メディオ・シグロ』、『ウニベルシダッド・デ・メヒコ』といった文学雑誌に協力しながら創作を始め、1955年短編集『仮面の日々』で文壇にデビュー。『澄みわたる大地』(1958)と『アルテミオ・クルスの死』(1962)の世界的成功で「ラテンアメリカ文学のブーム」の先頭に立ち、1963年にフリオ・コルタサルとマリオ・バルガス・ジョサ、1964年にガブリエル・ガルシア・マルケスと相次いで知り合うと、彼らとともに精力的にメキシコ・ラテンアメリカ小説を世界に広めた。1975年発表の『テラ・ノストラ』でハビエル・ビジャウルティア文学賞とロムロ・ガジェゴス賞、1988年にはセルバンテス賞を受賞。創作のかたわら、英米の諸大学で教鞭を取るのみならず、様々な外交職からメキシコ外交を支えた。フィデル・カストロ、ジャック・シラク、ビル・クリントンなど、多くの政治家と個人的親交がある。旺盛な創作意欲は現在まで衰えを知らず、長編小説『クリストバル・ノナト』(1987)、『ラウラ・ディアスとの年月』(1999)、『意志と運』(2008)、短編集『オレンジの木』(1994)、『ガラスの国境』(1995)、評論集『新しいイスパノアメリカの小説』(1969)、『セルバンテス、または読みの批判』(1976)、『勇敢な新世界』(1990)、『これを信じる』(2002)など、膨大な数の作品を残している。

「2012年 『澄みわたる大地』 で使われていた紹介文から引用しています。」

カルロス・フエンテスのレビュー数ランキングのアイテム一覧

カルロス・フエンテスのレビュー数のランキングです。ブクログユーザがレビューをした件数が多い順に並んでいます。
『フエンテス短篇集 アウラ・純な魂 他四篇 (岩波文庫)』や『ラテンアメリカ五人集 (ラテンアメリカの文学) (集英社文庫)』や『パタゴニア/老いぼれグリンゴ (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 2-8)』などカルロス・フエンテスの全15作品から、ブクログユーザのレビュー数が多い作品がチェックできます。

フエンテス短篇集 アウラ・純な魂 他四篇 (岩波文庫)

203
4.03

感想・レビュー

特に「アウラ」がよい。屋内のどろりと暗い感じ、化け物化した女のイメージが、水木しげるの妖怪本を思い出させた。水木しげるが絵をつけたら結構いい感じになりそう... もっと読む

ラテンアメリカ五人集 (ラテンアメリカの文学) (集英社文庫)

144
3.50

感想・レビュー

リョサ「小犬たち」お目当てで。「小犬たち」文体と構成の妙。読みやすいし面白いけど、クエリャルが、はあ、可哀想だ。パチェーコ「砂漠の戦い」素晴らしい!当時の... もっと読む

パタゴニア/老いぼれグリンゴ (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 2-8)

193
3.82

感想・レビュー

面白い。パタゴニアのみ。純な小説では無く、ルポルタージュやエッセイといいった趣なのに、とても小説的。アルゼンチンの人々がチャトウィンの涼やかな語りで風が大... もっと読む

誕生日

83
3.50

感想・レビュー

途方もない迷宮のような作品。閉鎖的で永続的で螺旋状。上手く言い表せないが、ここまで矛盾を孕んだ作品には中々巡り逢えない気がする。いわゆる「この矛に貫けない... もっと読む

澄みわたる大地

48
3.88

感想・レビュー

★★★ メキシコシティに集うあらゆる階層の人々を通してメキシコ近代史がなぞられる。 貧農の生まれだがメキシコ革命に乗り銀行家となったフェデリコ・ロブレ... もっと読む

老いぼれグリンゴ (ラテンアメリカの文学) (集英社文庫)

36
3.06

感想・レビュー

読むきっかけ・期待:ビアスのその後を扱ったものとして紹介されていたから。南米文学強化中だったから。古本屋落穂拾い。 感想:南米らしく(汗と埃と家畜の)に... もっと読む

アルテミオ・クルスの死 (新潮・現代世界の文学)

18
4.43

感想・レビュー

メキシコ革命後の混乱期に己の才覚一つで経済界の巨人にのし上がったアルテミオ・クルスが、死の直前に見る走馬灯。 彼の記憶が年代を前後して断片的に回想される... もっと読む

マヌエル・アルバレス・ブラボ写真集 メキシコの幻想と光

18
4.50

感想・レビュー

おすすめ資料 第351回(2016.10.14)   メキシコを代表する写真家、マヌエル・アルバレス・ブラボ(1902-2002)の大規模な回顧展が開催さ... もっと読む

遠い家族 (ラテンアメリカ文学選集 10)

31
3.71

感想・レビュー

主にフランス、ときにメキシコが舞台の幻想ホラー。フエンテスのほかの長編より汗臭くなくてさらっとしているし、その都度だれが話しているのかもだいたいわかる中編... もっと読む

ガラスの国境 (フィクションのエル・ドラード)

19
4.00

感想・レビュー

アメリカとメキシコの間のリアルな軋轢・痛みがさまざまな角度から描かれている、ゴシックホラー風味でない、モダンなフエンテス。つい最近まで存命の作家だったのだ... もっと読む

メヒコの時間―革命と新大陸

9
3.50

感想・レビュー

(評論)「二つの世界の邂逅」なるおもわせぶりな言い換えで、「来られた側・奪われた側・殺された側」の視点は欠落してしまわないか。いやおうなく体験させられた歴... もっと読む
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