シギズムンド・クルジジャノフスキイの人気ランキング

プロフィール

ウクライナのポーランド貴族の家庭に生まれる。キエフ大学法学部に在学中から詩やエッセーを発表。大学卒業後は弁護士助手として働くが、1917年のロシア革命で裁判制度が変わったあおりをうけて失業。以後、音楽院・演劇スタジオなどで講師として文学・演劇・音楽などの歴史と理論を教えて生活の糧を得た。
 1919年、短篇「ヤコービと《あたかも(ヤーコブィ)》」を発表して作家デビュー。活動の舞台をキエフから新首都モスクワへ移し、小説・エッセー・評論のみならず、舞台・映画シナリオ等の多岐のジャンルに渡って創作を展開。200を越える作品を残したが、生前にはそれらが書籍にまとめられることはなく、以後の文学史でも忘れ去られた存在になってしまった。ペレストロイカ期に「再発見」され、五巻本の著作集が刊行された。他言語への翻訳も進み、近年、国際的評価が急速に高まっている。
日本語への翻訳は2012年に作品集『瞳孔の中』(松籟社)が、2013年には初期短編集『神童のための童話集』(河出書房新社)が刊行されている。

「2013年 『未来の回想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

シギズムンド・クルジジャノフスキイの人気ランキングのアイテム一覧

シギズムンド・クルジジャノフスキイの人気が高い作品のランキングです。ブクログユーザの評価が高い順で並んでいます。
『瞳孔の中 クルジジャノフスキイ作品集』や『未来の回想』などシギズムンド・クルジジャノフスキイの全2作品から、ブクログユーザの間で人気の作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

瞳孔の中 クルジジャノフスキイ作品集

57
3.83

感想・レビュー

『私は肩をだれかの肩にぴったりと並べて座り、まだ家にいるときに本としおりの間で考えはじめたことを、じっくり考え抜こうとしていた。ところがこのベンチでは、だ... もっと読む

未来の回想

53
3.29

感想・レビュー

2013/11/23読了。 ソビエトの埋れた作家のSFということで先入観なしで読んでみた。SFというよりは一人の男の人生の物語として味わい深いものがあった... もっと読む
全2アイテム中 1 - 2件を表示
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