ジョルジョ・アガンベンのおすすめランキング

プロフィール

1942年生まれ。哲学者。主要著作に『ホモ・サケル』(以文社)、『アウシュヴィッツの残りのもの』(月曜社)、『例外状態』(未來社)、『王国と栄光』(青土社)、『身体の使用』(みすず書房)を含む「ホモ・サケル」シリーズ(全9冊)のほか、『スタンツェ』(ちくま学芸文庫)、『散文のイデア』(月曜社)、『到来する共同体』(月曜社)、『残りの時』(岩波書店)、『思考の潜勢力』(月曜社)、『書斎の自画像』(月曜社)などがある。

「2024年 『目的のない手段 政治についての覚え書き』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジョルジョ・アガンベンのおすすめランキングのアイテム一覧

ジョルジョ・アガンベンのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『ホモ・サケル 主権権力と剥き出しの生』や『開かれ 人間と動物 (平凡社ライブラリー 745)』や『アウシュヴィッツの残りのもの』などジョルジョ・アガンベンの全50作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

ホモ・サケル 主権権力と剥き出しの生

296
3.65
ジョルジョ・アガンベン 2003年10月1日 本で見る

感想・レビュー

現代思想はネットの時代にもう終わったと思っていた。デリダもフーコーもドゥルーズもサイードも死んだ今、何ができるだろう。けれど終わっていなかった。イタリアに... もっと読む

開かれ 人間と動物 (平凡社ライブラリー 745)

202
4.35
ジョルジョ・アガンベン 2011年10月7日 本で見る

感想・レビュー

二十世紀の人間を語りながら人間が差別し絶滅させた戦争と収容所体験をもった人類が到達すべき思想の欠片だと思う名著。 もっと読む

アウシュヴィッツの残りのもの

197
3.90
ジョルジョ・アガンベン 2001年9月17日 本で見る

感想・レビュー

フーコーの生政治論を引き継いで議論を進めるアガンベンの「ホモ・サケル」シリーズの1冊。(わたしが読むのは、これが最初だが) アウシュビィッツという極限状... もっと読む

私たちはどこにいるのか? 政治としてのエピデミック

162
3.81
ジョルジョ・アガンベン 2021年2月22日 本で見る

感想・レビュー

フーコーやデリダと並んで、難解な現代思想の代表として、名前のあがるアガンベン。 難しいのはフーコーでたくさん、という気持ちもあって、なんとなく避けて... もっと読む

バートルビー 偶然性について

149
3.60
ジョルジョ・アガンベン 2005年7月25日 本で見る

感想・レビュー

「バートルビー」と言う論争が起こるほど(らしい)の短編の論文。「バートルビー」を読むためには何も知らない方が面白いが、この論文を読むためには紀元前やら近代... もっと読む

例外状態

133
3.43
ジョルジョ・アガンベン 2007年10月1日 本で見る

感想・レビュー

本書はジョルジョ・アガンベンのホモ・サケルシリーズの第Ⅱ部-1にあたるとのこと。 「なぜあなたがた法学者はあなたがたの職務について黙して語らないのですか... もっと読む

身体の使用 脱構成的可能態の理論のために

96
4.75
ジョルジョ・アガンベン 2016年1月26日 本で見る

感想・レビュー

メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1768545715272478887?s=46&t=z75bb9jRq... もっと読む

中味のない人間

91
3.40
ジョルジョ・アガンベン 2002年12月2日 本で見る

感想・レビュー

アガンベンの処女作。私が最初に読んだアガンベンが「ホモ・サケル」だったんで、アガンベンは政治哲学の人っていうイメージがついてたけどプロフィール見たら美術の... もっと読む

民主主義は、いま? 不可能な問いへの8つの思想的介入

90
3.50
ジョルジョ・アガンベン 2011年2月15日 本で見る

感想・レビュー

【目次】 ジョルジョ・アガンベン 民主主義概念に関する巻頭言 アラン・バディウ 民主主義という紋章 ダニエル・ベンサイード 永続的... もっと読む

実在とは何か マヨラナの失踪 (講談社選書メチエ 680)

87
3.38
ジョルジョ・アガンベン 2018年7月12日 本で見る

感想・レビュー

天才物理学者、マヨラナの失踪について論じた本。 シモーヌ・ヴェイユが量子力学を批判していたとは知らなかった。 そして、量子力学が哲学界で話題になっ... もっと読む

人権の彼方に 政治哲学ノート

83
3.17
ジョルジョ・アガンベン 2000年5月20日 本で見る

感想・レビュー

例外状態、剥き出しの生を、収容所、難民……。 フーコー以降の「生-政治」をその歴史性と現在の交差からまなざすその発想は、非常にユニークかつダイナミッ... もっと読む

事物のしるし 方法について (ちくま学芸文庫 ア-27-2)

79
4.25
ジョルジョ・アガンベン 2019年10月9日 本で見る

感想・レビュー

◯本書のアーギュメント(主張)  フーコーは、歴史的ア・プリオリという考えが孕んでいるように見える特別な時間構造については考察しなかった。考古学のアルケ... もっと読む

言葉と死 否定性の場所にかんするゼミナール

77
3.89
ジョルジョ・アガンベン 2009年11月1日 本で見る

感想・レビュー

素晴らしいゼミナールの記録だ。言葉というよりも、言葉にならない「声」と哲学の課題について考察が繰り広げられる。ときおり脱線しすぎるところがあるが、それでも... もっと読む

書斎の自画像 (シリーズ〈哲学への扉〉)

74
4.60
ジョルジョ・アガンベン 2019年10月2日 本で見る

感想・レビュー

アガンベン、面白いひと。多彩な人。断片的、植物的、独特なひと。万華鏡。 もっと読む

いと高き貧しさ 修道院規則と生の形式

71
4.00
ジョルジョ・アガンベン 2014年10月24日 本で見る

感想・レビュー

ルターは修道士だった。 堕落した司祭の司式によるミサも有効。 もっと読む

涜神

66
3.63
ジョルジョ・アガンベン 2005年9月27日 本で見る

感想・レビュー

真理を解読するにはとても難しく私の基礎知識ではとても及ばないが、比喩の表情が清冽に清廉で心地良いイマジネーションを誘い出す。権力を糾弾し攻撃するのではなく... もっと読む

ホモ・サケル 主権権力と剥き出しの生

65
3.64
ジョルジョ・アガンベン 2003年10月3日 本で見る

感想・レビュー

1/5くらいは注意深く読み、他は斜め読みして読了。 主権者、締め出し、人狼、生ける死者、人間と獣の間、例外状態、強制収容所、価値のない生、生きられるに値... もっと読む

創造とアナーキー 資本主義宗教の時代における作品 (シリーズ〈哲学への扉〉)

63
4.33
ジョルジョ・アガンベン 2022年5月30日 本で見る

感想・レビュー

2024年12月16日、グラビティの読書の星で紹介してる人がいた。4冊のうち1冊。② 「カイヨワ、アガンベン、ホイジンガ、チクセントミハイ等の著書を読ん... もっと読む

到来する共同体 (叢書・エクリチュールの冒険 3-1)

57
4.33
ジョルジョ・アガンベン 2012年8月22日 本で見る

感想・レビュー

感覚とかついての話もあったとは思うけど、社会的な事柄を扱っているのが読みやすかったし、原書で読んでないのでなんとも言えないけども、文体も適度に詩的で好きだ... もっと読む
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