ダシール・ハメットのおすすめランキング

プロフィール

1894 年アメリカ生まれ。1961 年没。親はポーランド系の移民で農家。フィラデルフィアとボルチモアで育つ。貧しかったので13 歳ぐらいから職を転々としたあと、とくに有名なピンカートン探偵社につとめ後年の推理作家の基盤を作った。両大戦への軍役、1920 年代の「ブラックマスク」への寄稿から始まる人気作家への道、共産主義に共鳴したことによる服役、後年は過度の飲酒や病気等で創作活動が途絶える。推理小説の世界にハードボイルドスタイルを確立した先駆者にして代表的な作家。『血の収穫』『マルタの鷹』他多数。

「2015年 『チューリップ ダシール・ハメット中短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ダシール・ハメットのおすすめランキングのアイテム一覧

ダシール・ハメットのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『マルタの鷹〔改訳決定版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』や『マルタの鷹 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』や『ガラスの鍵 (光文社古典新訳文庫)』などダシール・ハメットの全65作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

マルタの鷹〔改訳決定版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

480
3.48

感想・レビュー

10代に読んだ時はぶっちゃけ「チャンドラーよりテンポいいタフガイ&不二子ちゃん小説」みたいなアホな感想しかなかったが改めて30年ぶりくらい読み終えて戦慄が... もっと読む

マルタの鷹 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

319
3.51

感想・レビュー

ハードボイルドの始祖たるダーシル・ハミットの『ガラスの鍵』があまりに面白かったので 、もう一つの代表作も早速読んでみましたが、読んだことありましたー そ... もっと読む

ガラスの鍵 (光文社古典新訳文庫)

216
3.81

感想・レビュー

びっくらこいた! ハードボイルドの始祖と言われるダシール・ハミットの『マルタの鷹』と並ぶ代表作『ガラスの鍵』です そして訳者は ジェフリー・ディーヴァー... もっと読む

血の収穫 (創元推理文庫 130-1)

173
3.67

感想・レビュー

 こちらも「名無し」の探偵なのだが。  銃声と、血と、そして血。  悪徳がはびこる街を訪れた探偵。  自らの手を血で汚しながら街の悪を潰していく。  が... もっと読む

血の収穫【新訳版】 (創元推理文庫)

145
3.76

感想・レビュー

新訳になったのを機に読んでみたけれど、プロットの面白さ、主人公の造形が見事で一気読み。対立を作り出し、双方をぶつからせる。その中にあるそれぞれの思惑や欲望... もっと読む

赤い収穫 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 6-2)

131
3.76

感想・レビュー

好きなセリフがある。 「かきまわしてやるだけでうまくいくこともある。生きのびられるだけタフで、結果が浮かび上がってきたときしっかりみきわめられるように両... もっと読む

デイン家の呪い(新訳版)

109
3.85

感想・レビュー

「土曜ワイド劇場」っぽかった。まず時間割。土ワイは二時間枠なのだが、最初の一時間は派手目である。風呂入ってて見逃した人にも分かる(ビデオはまだ一般的でない... もっと読む

影なき男 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

68
3.55

感想・レビュー

またもややってしまった…。この睡魔をどうにかしてくれ! 前半は特に眠気もなく、快調だったのだが、後半の4日間はもうほとんど脳が寝ていた。従って物語が流れ... もっと読む

コンチネンタル・オプの事件簿 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

64
3.72

感想・レビュー

粒揃いの短編集「放火罪および……」デビュー作です。警察との親密さが意外で、江戸時代の同心と目明かしの関係?「ターク通りの家 」「銀色の目の女 」は良く出来... もっと読む

フェアウェルの殺人―ハメット短編全集 (1) (創元推理文庫 (130‐4))

48
3.75

感想・レビュー

コンティネンタル・オプもの とはいえオーソドックスなハードボイルドだけじゃなくて、オプが保安官補を努めて荒野の用心棒みたいなことする話(新任保安官)や、... もっと読む

ガラスの鍵 (創元推理文庫 130-3)

45
3.28

感想・レビュー

1960/5/20初版で1984年8/10の21刷 カバーは白山宣之の映画のシーンのようなイラスト。このカバー、今見るととても時代を感じてそれはそれで楽し... もっと読む

ガラスの鍵 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

45
3.94

感想・レビュー

ハメットらしい硬質の文体で無駄がなく楽しい。 もっと読む

スペイドという男―ハメット短編全集 (2) (創元推理文庫 (130‐5))

42
3.44

感想・レビュー

有名な長編よりも短編が思いがけず凌駕した作家パターンでした。 有名シリーズに挟まれた無名だけど珠玉の短編が良かった! もっと読む

闇の中から来た女

33
3.31

感想・レビュー

金持ちの男から女・ルイーズと彼女を助けた男・ブラジルが逃げるお話。ロバートパーカーの序文に始まり、訳者・船戸さんの解説で終わる。その二つがあって深く読めた... もっと読む

血の収穫 (1959年) (創元推理文庫)

13
3.33

感想・レビュー

犯罪組織の抗争でぐちゃぐちゃになった街に現れた男が抗争をあおり……という筋立てに黒澤明の「用心棒」を思い出さずにはいられない。こっちの方が源流なんだろうけ... もっと読む
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