デヴィッド・グレーバーのおすすめランキング

プロフィール

1961年ニューヨーク生まれ。ニューヨーク州立大学パーチェス校卒業。シカゴ大学大学院人類学研究科博士課程(1984-1996)修了、PhD(人類学)。イェール大学助教授、ロンドン大学ゴールドスミス校講師を経て、2013年からロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授。2020年死去。
訳書に、『アナーキスト人類学のための断章』(2006 年)、『負債論──貨幣と暴力の5000 年』(2016 年)、『官僚制のユートピア』(2017年、共に以文社)、『ブルシット・ジョブ──クソどうでもいい仕事の理論』(2020年、岩波書店)ほか。
日本語のみで出版されたインタビュー集として『資本主義後の世界のために──新しいアナーキズムの視座』(以文社、2009 年)がある。
著書に、Lost People: Magic and the Legacy of Slavery in Madagascar (Indiana University Press, 2007), Direct Action: An Ethnography (AK Press, 2007). ほか多数。
マーシャル・サーリンズとの共著に、On Kings (HAU, 2017, 以文社より刊行予定)、またグレーバーの遺作となったデヴィッド・ウェングロウの共著に、The Dawn of Everything(Farrar Straus & Giroux, 2021)がある。

「2022年 『価値論 人類学からの総合的視座の構築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

デヴィッド・グレーバーのおすすめランキングのアイテム一覧

デヴィッド・グレーバーのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』や『万物の黎明 人類史を根本からくつがえす』や『負債論 貨幣と暴力5000年』などデヴィッド・グレーバーの全17作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論

3840
3.60
デヴィッド・グレーバー 2020年7月31日 本で見る

感想・レビュー

ブルシット・ジョブそのものは昔から存在している事は知っていたが、歴史、文化的側面で体系立てて論じている本を初めて読んでみて、ふと本書を読んでいる今の自分こ... もっと読む

万物の黎明 人類史を根本からくつがえす

962
4.07
デヴィッド・グレーバー 2023年9月21日 本で見る

感想・レビュー

【はじめに】 『万物の黎明』(The Dawn of Everything)と銘打たれた本書は、考古学および人類学的な最新の知見から過去人類がどのようにし... もっと読む

負債論 貨幣と暴力5000年

930
3.93
デヴィッド・グレーバー 2016年11月21日 本で見る

感想・レビュー

「借金を返すというモラル」が、全ての人類史の根元的全般的邪悪になっているか。そして交換の原理そのものが暴力の帰結として出現したという事実。これらを数多くの... もっと読む

ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論

680
3.61
デヴィッド・グレーバー 電子書籍 2020年7月29日 本で見る

感想・レビュー

”クソどうでもいい仕事”ことブルシット・ジョブ(以下、BS)をテーマにした話題になった一冊。 例えば刑務所のように、まったく仕事をせずとも生活できる... もっと読む

官僚制のユートピア テクノロジー、構造的愚かさ、リベラリズムの鉄則

464
3.52
デヴィッド・グレーバー 2017年12月11日 本で見る

感想・レビュー

原題は『規則のユートピア』、2015年の著作。本文は約320ページ。 まず、序文にて現代のグローバル化社会の本質を以下のように説明する。 「グロー... もっと読む

民主主義の非西洋起源について 「あいだ」の空間の民主主義

350
4.07
デヴィッド・グレーバー 2020年4月24日 本で見る

感想・レビュー

原題は「西洋など存在したためしはない あるいは、民主主義はあいだの空間から生まれる」。タイトル通りのテーマで「西洋」を冠する文明のいかがわしさを指摘し、民... もっと読む

万物の黎明~人類史を根本からくつがえす~

321
4.25
デヴィッド・グレーバー 電子書籍 2023年9月21日 本で見る

感想・レビュー

本文が二段組・約600ページのボリュームで、聞いたことの無い人物の話が次々に出て来るので、読了に時間を要した。訳者のあとがきがわかりやすい解説になっていて... もっと読む

未完の資本主義 テクノロジーが変える経済の形と未来 (PHP新書)

261
3.53
ポール・クルーグマン 2019年9月17日 本で見る

感想・レビュー

最悪のシステムの中の最善のシステムである、資本主義について、情報技術によってますます加速し、変容をしていく先に何が待っているのか。2019年の断面で7名の... もっと読む

価値論 人類学からの総合的視座の構築

196
3.17
デヴィッド・グレーバー 2022年12月2日 本で見る

感想・レビュー

 20年に亡くなったデヴィッド・グレーバーの最初の書籍が邦訳。  相変わらずめっちゃ分厚いグレーバーの本をようやく読み終えてから気づいたのだが、この... もっと読む

啓蒙の海賊たち あるいは実在したリバタリアの物語

157
2.25
デヴィッド・グレーバー 2025年4月25日 本で見る

感想・レビュー

https://claude.ai/public/artifacts/263efc3d-6ff9-4664-bb45-cd4104f3f524 もっと読む

改革か革命か 人間・経済・システムをめぐる対話

100
3.60
デヴィッド・グレーバー 2020年11月27日 本で見る

感想・レビュー

我々はとりわけ神について、それを信じるか信じないかを話し合う。また、幽霊やUFO、最近だと陰謀論もその俎上に上がるだろうか。そこに存在に関する不確かさがあ... もっと読む

未完の資本主義 テクノロジーが変える経済の形と未来 (PHP新書)

36
3.89
ポール・クルーグマン 電子書籍 2019年9月13日 本で見る

感想・レビュー

本書ではテクノロジーが経済に言える影響、具体的にはAIによる失業が起きるかという観点が中心に据えられているものの、対談者によっては触れられておらず、各々の... もっと読む
全17アイテム中 1 - 17件を表示
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