ハンナ・アーレントのおすすめランキング

プロフィール

1906-1975。ドイツのハノーファー近郊リンデンでユダヤ系の家庭に生まれる。マールブルク大学でハイデガーとブルトマンに、ハイデルベルク大学でヤスパースに、フライブルク大学でフッサールに学ぶ。1928年、ヤスパースのもとで「アウグスティヌスの愛の概念」によって学位取得。ナチ政権成立後(1933)パリに亡命し、亡命ユダヤ人救出活動に従事する。1941年、アメリカに亡命。1951年、市民権取得、その後、バークレー、シカゴ、プリンストン、コロンビア各大学の教授・客員教授などを歴任、1967年、ニュースクール・フォー・ソーシャル・リサーチの哲学教授に任命される。著書に『アウグスティヌスの愛の概念』(1929、みすず書房2002)『全体主義の起原』全3巻(1951、みすず書房1972、1974、2017)『人間の条件』(1958、筑摩書房1994、ドイツ語版『活動的生』1960、みすず書房2015)『エルサレムのアイヒマン』(1963、みすず書房1969、2017)『革命について』(1963、筑摩書房1995、ドイツ語版『革命論』1965、みすず書房2022)など。

「2022年 『革命論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ハンナ・アーレントのおすすめランキングのアイテム一覧

ハンナ・アーレントのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『人間の条件 (ちくま学芸文庫)』や『エルサレムのアイヒマン 新版 悪の陳腐さについての報告』や『イェルサレムのアイヒマン 悪の陳腐さについての報告』などハンナ・アーレントの全56作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

人間の条件 (ちくま学芸文庫)

3004
3.85
ハンナ・アーレント 1994年1月1日 本で見る

感想・レビュー

現代では、人が「必要」から解放され、自由のままに自分が自分であることを表現できる「公的領域」が無くなってしまっている ■本書のメッセージ ・人間は... もっと読む

エルサレムのアイヒマン 新版 悪の陳腐さについての報告

1012
4.11
ハンナ・アーレント 2017年8月24日 本で見る

感想・レビュー

「ナチVS哲学」というセンセーショナルなひと言でまとめると非常に興味深く感じられるよね もちろんひと言ではまとめられんのよ はい、わいの大好きな哲学の先... もっと読む

イェルサレムのアイヒマン 悪の陳腐さについての報告

620
4.08
ハンナ・アーレント 1969年1月1日 本で見る

感想・レビュー

ユダヤ人絶滅を目的としたナチスによるホロコーストの主担い手と目され、潜伏していたアルゼンチンよりイスラエルによって誘拐され裁判にかけられたオットー・アード... もっと読む

革命について (ちくま学芸文庫)

566
3.87
ハンナ・アーレント 1995年1月1日 本で見る

感想・レビュー

『人間の条件』の続編と言うか、補遺的な内容。『人間の条件』同様、金言に満ちた本だった。 アメリカ革命とフランス革命を比較し、前者を「成功した革命」、後者... もっと読む

全体主義の起原 新版 反ユダヤ主義 (1)

551
3.76
ハンナ・アーレント 2017年8月24日 本で見る

感想・レビュー

大学の講義で紹介され100分de名著を観て気になった本 途中まで読んで挫折した本 5年経ったから今なら読めるかな... もっと読む

暗い時代の人々 (ちくま学芸文庫)

346
3.31
ハンナ・アーレント 2005年9月1日 本で見る

感想・レビュー

この本は完全に文芸評論で、レッシングやらヤスパース、ディネーセンなどを個々に拾い上げて評していく。従ってアーレントの<思想>はストレートに語られることなく... もっと読む

全体主義の起原 新版 全体主義 (3)

333
4.36
ハンナ・アーレント 2017年8月24日 本で見る

感想・レビュー

国家は権威・忠誠を与える根源的な場(共同体)であり、個人はその外部においては無意味である。ジョヴァンニ・ジェンティーレGentile(1875-1944)... もっと読む

全体主義の起原 新版 帝国主義 (2)

291
4.33
ハンナ・アーレント 2017年8月24日 本で見る

感想・レビュー

第三部、第一部と読み進めてきて第二部が最後となるけれども、とんでもなく面白かった。帝国主義がもともと経済的な事情に由来すること、その特徴が膨張の運動それ自... もっと読む

活動的生

209
4.55
ハンナ・アーレント 2015年6月26日 本で見る

感想・レビュー

今年の前半は、「英雄の旅」のキャンベルと「集合的無意識」「アーキタイプ」関係のユングを中心に読んで、後半は、この「活動的生」を中心にアーレントを読んだ。 ... もっと読む

過去と未来の間 政治思想への8試論

203
4.06
ハンナ・アーレント 1994年1月1日 本で見る

感想・レビュー

アーレントの一番愛した自著。 「人間の条件」での議論を現実的なテーマを踏まえつつ、議論し直したみたいなエッセイ集。 アーレントの思想のエッセン... もっと読む

暴力について 共和国の危機 共和国の危機 (みすずライブラリー)

197
3.77
ハンナ・アーレント 2000年12月8日 本で見る

感想・レビュー

アメリカに亡命したハンナ・アーレントが、ベトナム戦争の激化、公民権運動や学生運動の高まり、プラハの春などなどの激動の時代を踏まえて、70年前後に書いた政治... もっと読む

エルサレムのアイヒマン 新版――悪の陳腐さについての報告

95
4.67
ハンナ・アーレント 電子書籍 2017年8月23日 本で見る

感想・レビュー

実はアイヒマンはそれほど多くを見ていなかったのである。彼が死の収容所の中でも最も大きな、最も有名なアウシュビッツを何度も訪れているのは事実だが、しかし高地... もっと読む

完訳 カント政治哲学講義録

78
3.71
ハンナ・アーレント 2009年3月30日 本で見る

感想・レビュー

カントの美学的判断力には、特殊的(個別的)対象に対して概念によらず形式だけを直観する感性的な側面と、同時に主観的ではあるが、悟性的な合法則性つまり普遍性が... もっと読む

OD版 精神の生活 第一部 思考 (上) (岩波オンデマンドブックス)

74
4.25
ハンナ・アーレント 2015年8月11日 本で見る

感想・レビュー

◆書評◆ 図書館。SNSで「凡庸な悪」という言葉を知り、アーレントの思想に興味を持った。その後映画ハンナ・アーレントを観て、著作を読みたいと思った。本当... もっと読む

アウグスティヌスの愛の概念 (始まりの本)

73
3.89
ハンナ・アーレント 2012年1月10日 本で見る

感想・レビュー

ハンナ・アーレントの博士論文とのこと。古代キリスト教最大の理論家であるアウグスティヌスにおける「愛」の概念を分析することを通じ、「隣人愛」が彼においてどの... もっと読む

革命論

66
5.00
ハンナ・アーレント 2022年4月20日 本で見る

感想・レビュー

2023年8月13日図書館から借り出し もっと読む

精神の生活 第一部 思考 (上)

62
3.63
ハンナ・アーレント 1994年4月20日 本で見る

感想・レビュー

メモ→https://x.com/nobushiromasaki/status/1832906923131420753 もっと読む

真理と政治 政治における嘘

59
2.50
ハンナ・アーレント 2024年7月12日 本で見る

感想・レビュー

https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/950351 もっと読む

政治とは何か

56
3.55
ハンナ・アーレント 2004年4月27日 本で見る

感想・レビュー

政治とは何か (和書)2012年09月15日 23:59 2004 岩波書店 ハンナ アーレント, ウルズラ ルッツ, Hannah Arendt, ... もっと読む

アーレント=ハイデガー往復書簡 新装版 1925-1975

55
2.00
ハンナ・アーレント 2018年5月28日 本で見る

感想・レビュー

知りたい人たちの、一番興味のない部分だった。 アーレントもハイデガーも興味深く、それぞれ知りたい内容の専門家たちだ。 その二人に共通するものがある... もっと読む
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