ハン・ガンのおすすめランキング

プロフィール

著者:ハン・ガン
1970年、韓国・光州生まれ。延世大学国文学科卒業。
1993年、季刊『文学と社会』に詩を発表し、翌年ソウル新聞の新春文芸に短編小説「赤い碇」が当選し作家としてデビューする。2005年、中編「蒙古斑」で韓国最高峰の文学賞である李箱文学賞を受賞、同作を含む3つの中編小説をまとめた『菜食主義者』で2016年にア
ジア人初のマン・ブッカー国際賞を受賞する。邦訳に『菜食主義者』(きむ ふな訳)、『少年が来る』(井手俊作訳)、『そっと 静かに』(古川綾子訳、以上クオン)、『ギリシャ語の時間』(斎藤真理子訳、晶文社)、『すべての、白いものたちの』(斎藤真理子訳、河出書房新社)、『回復する人間』(斎藤真理子訳、白水社)などがある。

「2022年 『引き出しに夕方をしまっておいた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ハン・ガンのおすすめランキングのアイテム一覧

ハン・ガンのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『すべての、白いものたちの (河出文庫)』や『菜食主義者 (新しい韓国の文学シリーズ)』や『別れを告げない (エクス・リブリス)』などハン・ガンの全35作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

すべての、白いものたちの (河出文庫)

4846
3.86
ハン・ガン 2023年2月7日 本で見る

感想・レビュー

 ハン・ガンさん 祝ノーベル文学賞受賞!  本書を一読後、レビューが困難で随分悩みました。「あとがき」「訳者補足」「解説」を経て、じわじわと理解が深まった... もっと読む

菜食主義者 (新しい韓国の文学シリーズ)

4421
3.73
ハン・ガン 2011年5月25日 本で見る

感想・レビュー

三編の中編小説であるが、読み終わると一つの長編小説でもあった。 平凡な妻が、口数の少なく文句も言わない妻が、ある日突然、冷蔵庫の前に立っていた。 そして... もっと読む

別れを告げない (エクス・リブリス)

2018
4.05
ハン・ガン 2024年4月2日 本で見る

感想・レビュー

ノーベル賞作家なので読んでみた。「別れを告げない」impossible goodbyes、ロマンティックな話かと思いきや、韓国語タイトルは「哀悼を終わらせ... もっと読む

少年が来る (新しい韓国の文学 15)

1782
4.34
ハン・ガン 2016年10月27日 本で見る

感想・レビュー

 韓国の光州事件を基にした、恐ろしく重い小説でした。民主化抗争の虐殺のとその後の抑圧を生々しく描きながらも、おそらく著者自身が苦悩し、身を削るように記した... もっと読む

すべての、白いものたちの

1632
3.92
ハン・ガン 2018年12月27日 本で見る

感想・レビュー

短文が、いくつか…という感覚で読み始めたが、簡潔であっても情景がしっくりと入ってくる。 その不思議な感覚と紙の本だから味わえるのは、紙質を変えていること。... もっと読む

回復する人間 (エクス・リブリス)

1214
4.10
ハン・ガン 2019年5月28日 本で見る

感想・レビュー

痛みがあってこそ回復がある 「傷と回復」七つの物語 ハン・ガンさんは初読。傷と回復がテーマの短編集。 抑圧。罪悪感。後悔。静かななかにある激しいもの。 ... もっと読む

ギリシャ語の時間 韓国文学のオクリモノ

1072
3.84
ハン・ガン 2017年10月11日 本で見る

感想・レビュー

雨の音、青色の夜明け、スプ(森)などの音や映像が浮かんでくる。 静寂に包まれた物語。靴の音やものが壊れる音がよく響く。 はじめての韓国文学。これは、ものす... もっと読む

引き出しに夕方をしまっておいた (セレクション韓・詩)

660
3.77
ハン・ガン 2022年6月22日 本で見る

感想・レビュー

ノーベル文学賞おめでとうございます。 アジア人女性初めてということで嬉しいです。 訳者あとがきの対談に、日本では小学校6年生まで国語の授業で漢字を習うの... もっと読む

すべての、白いものたちの (河出文庫)

632
3.98
ハン・ガン 電子書籍 2023年2月7日 本で見る

感想・レビュー

エッセイでも詩でも小説でもない そんな言葉の静かな流れを 数日前に読んだ[また、桜の国で]で描かれていたワルシャワの姿や 生まれてほんの数時間で旅立った末... もっと読む

そっと静かに (新しい韓国の文学)

609
3.66
ハン・ガン 2018年6月25日 本で見る

感想・レビュー

「紙のピアノ」の章を読むだけでも価値のある一冊。 (なんだか向田邦子のエッセイをまた読みたくなったので、このあと読もうと思う) 一心に紙のピアノを弾く?... もっと読む

小説版 韓国・フェミニズム・日本

395
3.67
アンソロジー 2020年5月27日 本で見る

感想・レビュー

『小説版 韓国・フェミニズム・日本』読了。 とても面白かった。要するにタイトル通りのテーマについて書かれたアンソロジーものです。 意外だったのが、西加奈子... もっと読む

少年が来る 新しい韓国の文学

151
4.13
ハン・ガン 電子書籍 本で見る

感想・レビュー

回復する人間 菜食主義者 を読み、続けてこちらを。 エピローグ。犠牲者の兄が言う。書くのは許可するが、しっかり書いてください、と。 なんという重さだろう。... もっと読む

ギリシャ語の時間

83
4.00
ハン・ガン 電子書籍 2017年10月11日 本で見る

感想・レビュー

もちろんノーベル賞発表後のミーハーで借りたのだが、面白かった。 10代でドイツに移住し、視力を喪失していく現実を前に祖国に戻ったギリシャ語講師と、息子の親... もっと読む

そっと 静かに 新しい韓国の文学

65
3.67
ハン・ガン 電子書籍 本で見る

感想・レビュー

音楽をテーマにしたエッセイ集 「菩提樹」沈黙を好む人間も音楽的な人間だ(ファン・ビョンギ)ハン・ガンにとって木は特別な存在なんだな もっと読む

菜食主義者 新しい韓国の文学シリーズ

54
3.80
ハン・ガン 電子書籍 本で見る

感想・レビュー

2024/12/06 購入 2024/12/11 読了 ★★★★★ もっと読む

別れを告げない

44
3.75
ハン・ガン 電子書籍 2024年3月29日 本で見る

回復する人間

10
3.00
ハン・ガン 電子書籍 2019年5月27日 本で見る
全35アイテム中 1 - 20件を表示
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