ヘルマン・ヘッセのおすすめランキング

プロフィール

ドイツ生まれのスイスの作家。主に詩と小説によって知られる20世紀前半のドイツ文学を代表する文学者。南ドイツの風物のなかで、穏やかな人間の生き方を描いた作品が多い。また、風景や蝶々などの水彩画もよくしたため、自身の絵を添えた詩文集も刊行している。1946年に『ガラス玉演戯』などの作品が評価され、ノーベル文学賞を受賞した。

「2022年 『無伴奏男声合唱組曲 蒼穹の星』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ヘルマン・ヘッセのおすすめランキングのアイテム一覧

ヘルマン・ヘッセのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『車輪の下 (新潮文庫)』や『デミアン (新潮文庫)』や『シッダールタ (新潮文庫)』などヘルマン・ヘッセの全297作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

車輪の下 (新潮文庫)

10378
3.58
ヘルマン・ヘッセ 1951年12月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

多感で傷つきやすい少年、ハンスの短い青春。 ヘッセの自伝的小説らしいが、小説としてより自然の描写にそのすごさを感じた。これは川端康成の雪国にも感じたことで... もっと読む

デミアン (新潮文庫)

5180
3.85
ヘルマン・ヘッセ 1951年12月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

主人公の少年シンクレールが自らを導いてくれるデミアンという少年に出会い、自我を確立していく話。善と悪の間を揺れながら葛藤する心の柔らかい少年時代を描いた前... もっと読む

シッダールタ (新潮文庫)

3060
3.94

感想・レビュー

シッダールタという求道者が悟りの境地に達するまでの体験を描いた作品。あらゆる師の教えは決して彼を満足させられなかったが、自らの体験と苦悩を経て、すべてをあ... もっと読む

車輪の下 (岩波文庫)

1805
3.58

感想・レビュー

あらすじ 秀才のハンスは周囲の期待に応えようと、ひたすら勉強に打ち込み、難解な試験に合格して神学校に入学するが次第に押しつぶさていく…。 休暇も勉強に費... もっと読む

知と愛 (新潮文庫)

1557
4.06

感想・レビュー

原題は『ナルチスとゴルトムント』。知と精神の世界に生きる師ナルチストと、愛と芸術の世界に生きるゴルトムントを描く。ゴルトムントは修道院に入って神に帰依する... もっと読む

ヘッセ詩集 (新潮文庫)

1185
3.52
ヘルマン・ヘッセ 1950年12月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ヘッセの詩集ですね。 ドイツ最大の抒情詩人の18才のころの処女詩集から70の晩年に全詩集からの代表作の抜粋集です。 高橋健二さんの訳も素晴らしく、どの詩編... もっと読む

荒野のおおかみ (新潮文庫)

1173
3.89

感想・レビュー

『荒野のおおかみ』と称するハリー・ハラーが、現代の社会を痛切に批判する物語。このハリー・ハラーは、へルマン・ヘッセ自身を重ね合わせたものとされている。正直... もっと読む

デミアン (岩波文庫)

1143
3.78

感想・レビュー

キリスト教やカインとアベルには詳しくなかったので深く読むことはできなかったが、どう生きればいいのか、愛について考えるいい機会になった。 思春期と呼ばれる時... もっと読む

車輪の下 (集英社文庫)

1101
3.59
ヘルマン・ヘッセ 1992年1月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この小説は愉快でも無ければ感動するものでもないだろう。 周囲や近所の大人たちによって神童と呼ばれた彼の感じやすい精神が無責任な期待の積み重ねに屈し、青春... もっと読む

春の嵐 (新潮文庫)

1099
3.82
ヘルマン・ヘッセ 1950年12月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

不慮の事故で片足が不自由になってしまったクーンという男の話。不運を嘆きながらも、作曲の喜びに目覚め、人生を必死に切り拓いていこうとするクーン。また、彼と親... もっと読む

メルヒェン (新潮文庫)

1088
3.81

感想・レビュー

大人向けの創作童話集。8編収録。自然の美しい描写で心が洗われたり、生や死などに関する観念的な語りかけによってその世界にどっぷり浸れたりするような素晴らしい... もっと読む

車輪の下で (光文社古典新訳文庫)

974
3.78
ヘルマン・ヘッセ 2007年12月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

繊細すぎる主人公に寄せる共感は、残念ながら持ち合わせないが、俗物の大人たちには自分を含め思い当たる節だらけだ。自然世界を描く描写力の見事さと、俗物を淡々と... もっと読む

幸福論 (新潮文庫)

956
3.33
ヘルマン・ヘッセ 1977年1月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

宇多田書店で入手した一冊。宇多田ヒカルの歌詞に出てくるキーワードがヘルマン・ヘッセとは知らず。Gluck(幸福)という単語一つに思いを馳せるヘルマン・ヘッ... もっと読む

郷愁 (新潮文庫)

824
3.63

感想・レビュー

ヘッセの処女作。自然を愛するペーターの成長を描いた作品。失恋や親・親友の喪失など、人生の壁に何度もぶつかりながら、強く、清く、正直に生きようとする。ヘッセ... もっと読む

クヌルプ (新潮文庫)

785
3.65

感想・レビュー

「早春」「クヌルプの思い出」「最期」の3編から成る。  年上の初恋の娘に裏切られた時から、クヌルプの漂泊の人生が始まる。旅人となり放浪する彼は、自然と人... もっと読む

少年の日の思い出 ヘッセ青春小説集 (草思社文庫)

587
3.98

感想・レビュー

青春時代を描いた短編集。『少年の日の思い出』『ラテン語学校生』『大旋風』『美しきかな青春』の4編が収録。『ラテン語学校生』と『美しきかな青春』は、新潮文庫... もっと読む

青春は美わし (新潮文庫)

534
3.49
ヘルマン・ヘッセ 1954年10月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

純粋な青年の恋心をテーマとした短編『青春は美わし』『ラテン語学校』の2編を収録。どちらの作品も、けっして報われることのない片想いをしている青年の姿が描かれ... もっと読む

車輪の下(新潮文庫)

533
3.84
ヘルマン・ヘッセ 電子書籍 1951年12月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

天才児だった少年ハンスが、栄光と挫折を味わうヘッセの自伝的小説。子どもらしい遊びを二の次にして、周囲の期待に応えるため勉強に勤しむ主人公。そんなハンスは環... もっと読む

シッダルタ (岩波文庫)

459
4.18
ヘルマン・ヘッセ 2011年8月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

およそ百年にもせまる昔に、西欧で書かれた東洋思想の本から、多くの教えを得るということに、小さくない感動を覚える。百年前の作者と今の読者である自分とが交感す... もっと読む

庭仕事の愉しみ (草思社文庫)

414
3.76

感想・レビュー

畑をやっているので「 ヘッセと庭?」というところで興味を持って、文庫化された本を読んだ。 ヘッセの詩やエッセイ・小説から「庭」というテーマで集めて、... もっと読む
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