モーパッサンのおすすめランキング

プロフィール

フランス人。1850〜93年。母の友人フローベールにすすめられ文筆に転向。最初の成功作『脂肪の塊』(1880)で一躍新聞小説の寵児となる。短編約三○○、長編数作を書く。長編に『女の一生』(1883)『ベラミ』(1885)。短編小説『幻覚』や『恐怖』は戦慄させるほどの正確さで狂気や恐怖を描写し、この狂気の兆候が1892年発病となり、精神病院でなくなる。

「2004年 『モーパッサン残酷短編集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

モーパッサンのおすすめランキングのアイテム一覧

モーパッサンのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『女の一生 (新潮文庫)』や『脂肪の塊・テリエ館 (新潮文庫)』や『モーパッサン短篇選 (岩波文庫)』などモーパッサンの全207作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

女の一生 (新潮文庫)

991
3.52
モーパッサン 1951年2月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

小学生のころ、私は活字中毒だった。 とにかく、本であればなんでも読みたくて・・・母が借りてきていた、女の一生を読み、見つかって怒られた。 小学... もっと読む

脂肪の塊・テリエ館 (新潮文庫)

471
3.49
モーパッサン 1951年4月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

表題作の後味の悪いことといったら! 「イヤ古典」と呼びたい。脂肪の塊の意味も意外だったけれど、これほど簡潔にして嫌な結末の19世紀の小説は初めて読んだかも... もっと読む

モーパッサン短篇選 (岩波文庫)

393
3.77
モーパッサン 2002年8月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読んだのは二度目。情景が目の前に広がる。 二人の友、ソヴァージュ婆さん、2つの反戦の話は今読むと本当にやりきれない。淡々と戦争が人の情けも優しさも吹き飛ば... もっと読む

モーパッサン短編集(一) (新潮文庫)

260
3.41
モーパッサン 1971年1月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

悲しい とか  嬉しい とか  苦しい などのように ”一言では説明できない心情” が 炙り出されているから こんなにも   惹かれるのかもしれません... もっと読む

モーパッサン短編集(二) (新潮文庫)

184
3.32
モーパッサン 1971年2月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

こういう古典を引っ張ってきて、何点!とかとやかくやる事の滑稽さは承知の上。でも形式を統一するため、そのようにしますよ。 直近の数冊が良作ばかりだし、古典... もっと読む

モーパッサン短編集(三) (新潮文庫)

140
3.32
モーパッサン 1971年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

二人の友 (Deux amis) 狂女 (La folle) 母親 (La mère sauvage) 口ひげ (La moustache) ミロンじいさ... もっと読む

脂肪の塊/ロンドリ姉妹 モーパッサン傑作選 (古典新訳文庫)

136
3.86
モーパッサン 2016年9月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「脂肪のかたまり」のみ読了。140年ほど前の作品ですが、キレ味抜群で人間の本質を見抜きます。未だに名作であることに納得。サスペンスのような緊張感が続きます... もっと読む

女の一生 (光文社古典新訳文庫)

83
3.76
モーパッサン 電子書籍 2011年3月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

修道院を出て、これからの人生に胸をときめかせるジャンヌ。でも、彼女を待ち受けていたのは、とてもとても辛辣な人生で…。ロマン主義、写実主義、自然主義へと進ん... もっと読む

宝石/遺産 (モーパッサン傑作選)

78
3.67

感想・レビュー

モーパッサン「首飾り」借りた宝石が実はイミテーションだった 。 「宝石」妻が残したイミテーションの宝石が本物だった。 真逆のオチ。人間の欲望をかくのが... もっと読む

モーパッサン―首飾り (世界名作ショートストーリー)

73
3.45

感想・レビュー

モーパッサンの短編は、随分前に読んだことがあったが、「首飾り」と「ジュール叔父さん」しか覚えていない。 これは子ども向けに翻訳されたシリーズなので、モー... もっと読む

女の一生 (まんがで読破 MD101)

71
3.08
モーパッサン マンガ 2012年1月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

最後の「人生っていうものは、みなが思うほどいいものでもわるいものでもありませんね・・。」が人の一生というものを象徴的に表現している。 小説では、「未来を... もっと読む

女の一生 (岩波文庫 赤 550-2)

70
3.31
G.deモーパッサン 1956年10月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

風景描写などの表現が美しかった。 ささやかな真実…ありふれた不幸。 もっと読む

脂肪の塊/ロンドリ姉妹~モーパッサン傑作選~ (光文社古典新訳文庫)

66
3.40
モーパッサン 電子書籍 2016年9月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「脂肪の塊/ロンドリ姉妹 モーパッサン傑作選」(モーパッサン : 太田浩一 訳)を読んだ。 「脂肪の塊」の痛烈さはさすがだが、個人的には「ロンドリ姉妹」の... もっと読む

オルラ/オリーヴ園 モーパッサン傑作選 (光文社古典新訳文庫 Aモ 2-4)

65
3.56
モーパッサン 2020年9月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 大学時代、フランス語の授業で初めて読んだ作品が、モーパッサンの『オルラ』であった。辞書を引いて、一語一語確認しながら読み進めていったが、ル・オルラと怪し... もっと読む

メゾンテリエ―他三編 (岩波文庫 赤 550-6)

61
3.43
モーパッサン 1991年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この時代の自然派の文学としてはかなり緻密に描かれていて、最後の短編のクロシェットのおばあちゃんの話は印象的でした。 もっと他の短編も読んでみたい。 もっと読む

(040)瞳 (百年文庫)

59
3.36
ラニアン 2010年10月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『ブロードウェイの天使』の小さな女の子を突然預けられたノミ屋の男の変化の様子を微笑ましく読んでいたらまさかの結末に驚き。女の子の愛くるしさの分悲しさが大き... もっと読む

わたしたちの心 (岩波文庫)

43
3.60
モーパッサン 2019年9月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

恋愛をゲームのように捉える女に失望、敗北し、街を去る一人の男。。。体裁はそうだが、作者の意図としては、残酷で愚かで不感症で不幸で哀れな女、というディスり。... もっと読む

ベラミ (角川文庫)

42
3.82
モーパッサン 2013年2月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

某読書ブログで面白いと絶賛されていたため手に取った。 確かに面白い。 老人の話は心に残る内容だった。 ただ、女性の私はベラミのとる行動が反感を覚える... もっと読む

口髭/宝石 (岩波文庫 赤 551-1)

35
4.08
モーパッサン 1954年11月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

モーパッサン 短編集 。風刺、皮肉、偏愛、反戦など多様な短編小説集。 一番面白いのは「宝石」 偽物と思っていた亡妻の宝石が本物だったことによる人... もっと読む
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